あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

練習艦隊の帰国行事

 本年5月21日(火)、我が練習艦隊が嵐の中の鹿島立ちをして以来、ちょうど5ヶ月が過ぎました。艦隊は、横須賀へ向け北上中です。

 そして、24日の1030〜1100、横須賀地方総監部脇の逸見岸壁において、同艦隊の帰国行事が予定されていますが、天候はあまり良さそうではありません。

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 出国の際には、嵐の中、岸壁で見送ったこともあり、帰国行事も天候にかかわらず出席しようと思っていましたので、職場には早々に休暇届を提出し、準備万端整えておりました。

 早い段階で、水交会横須賀支部の皆さんには参加者を募るお知らせが届き、今日、10月21日が締め切りとされているそうです。

 ところが、私が所属する湘南支部からは、待てど暮らせど案内のメールが届きません。ひょっとして、誤ってメールを削除した可能性もあることから、先週の金曜日に湘南支部に問い合わせたところ、「未だ連絡が来ていない。連絡が来次第、改めて会員にはメールで知らせる」とのことでしたが、本日に至るも連絡はありません。

「どういうことなんでしょう」と同じ湘南支部の大先輩に伺ってみたところ、家族会と横須賀支部には連絡が来ているが、湘南支部には確かに来ていないとのこと。そして、「おそらく、台風被害への対応で艦艇を派遣していることもあり、規模を縮小して静かに迎えるという意図ではないか」とのことでした。

 あーなるほど、それなら何をか言わんや納得です。

 26日に予定されていた下総の航空基地祭も取りやめとなりましたし、今は、災害救援に集中しようと言うことでしょう。

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https://www.mod.go.jp/msdf/simohusa/

 この5ヶ月間、ずっとフォローして来た練習艦隊が帰国する様子をこの目で見たいのは山々ですし、解散前の練習艦隊音楽隊の皆さんの姿を拝見し、大きく成長されたであろう三宅由佳莉さんを撮影する機会があるかもしれないとの期待もありましたので、残念なことは確かですが、連絡が来ないのであれば、それは海自の意図ですので、四の五の言わずそれに従うまでです。

 当日が雨天の場合、帰国行事はどのような段取りになるのかな…実習幹部や乗員代表が、行進曲「軍艦」に歩調を合せて舷梯を降りてくる場面が、一つの見せ場ですから、小雨程度なら岸壁で行うのではないかと思いますが、出国時のような嵐だと、当然屋内開催となるでしょう。

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 何れにしても、歴戦の撮影部隊が必ず動画を撮影してアップしてくれるはずですので、今回はそれに期待したいと思います。

 また、このブログをお読み頂いている方で、帰国行事に参加される方がいらっしゃいましたら、コメント欄へのレポートなどいただけると幸甚です。