あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

三宅由佳莉さんの、ワイルドショット

 我が練習艦隊は、最後の寄港地であるグアムを後にし、現在祖国日本を目指して西太平洋を北上中です。

 練習艦隊の公式ページに公開されている画像は、随分長い間、オーストラリアに入港した9月13日で止まっていましたが、このほど一気に10月10日分まで公開されました。

 「かしま」と「いなづま」の飛行甲板に人文字で「令和」「元年」を作った写真などもありました。ラバウルからパラオに向かう途上の空撮ですが、なかなかよく出来てますね。

 

 さて、そんなたくさんの写真の中で、やはり皆さんが気になるのは、練習艦隊音楽隊や三宅由佳莉さんの演奏姿ではないでしょうか。

 ラバウルに入港中の、9月27日に行われた野外コンサートの様子を伝える写真が何枚か公開されていましたので紹介したいと思います。

 

 ステージの背景が南洋樹林って、なんか素敵じゃないですか? 屋内演奏会ももちろんいいのですが、こういう開放感あふれるステージでの演奏も聴いてみたいです。 

 

 公園の中に設えられたステージのようです。ステージ上部には「THE CocaCola 2019 KOKOPO SHOW」のタイトルサインが見えます。KOKOPOとは、ラバウルからその機能が移された東ニューブリテン州の新しい州都の名前です。どうやら毎年7月にココポやラバウルでは「ココポフェスティバル」というイベントが行われているようですので、それがまだ残っているのかも知れません。

 ステージ上には練習艦隊音楽隊の皆さんがいますね、中央付近にこちら向きに立っているのは三宅由佳莉さんです。何を歌っているのでしょうか。

 

 サックスソロ、南国の緑の中でどんな調べが奏でられているのでしょう、是非音を聴いてみたいですね。サックス奏者の方のお名前は存じ上げませんが、弾けるような笑顔が印象的です。後方には東京音楽隊トロンボーン奏者である沢田勝俊さんの姿が見えます。

 

 そしてこの写真、見た瞬間「カッコいい!」と思ってしまいました。

 周囲の風景もワイルドですが、右手の人差し指を天に向けて、吠えるように歌う三宅由佳莉さんの姿は、まさにワイルドで、国内のステージでは見せたことのない雰囲気を纏っているような気がしますね。

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 動画がアップされると嬉しいのですが、とりあえずは、公式ページの写真で、この演奏会の雰囲気を少しだけ味わってみました。