あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊、赤レンガパークでの演奏会(1日目)

 昨日、横浜の赤レンガパークで開催された東京音楽隊の野外演奏会に行ってまいりました。来週末に実施予定の自衛隊観艦式に向けたプレイベントである「フリートウィーク」が始まったのです。フリートウィークについては、先日記事を書きました。

retcapt1501.hatenablog.com

 「今は10月だよね?」と確認したくなるほどの強い日差しが照りつける横浜は、街ゆく人も皆真夏の格好です。

 この記事は、もっと早くあげる予定でしたが、昨日のあまりの強い日差しに熱中症気味となり、全くの非稼動状態となってしまいました。日曜の夕刻に、ようやく立ち直り記事を書き始めたという次第です。

 今回も東急東横線での進出ですが、いつもとは逆方向です。みなとみらい線直通の電車に乗ります。

f:id:RetCapt1501:20191006184557j:plain

 馬車道駅で降り、6番出口に向かいます。

f:id:RetCapt1501:20191006184913j:plain

 出口を出てまっすぐ歩いていくと左手にランドマークタワークイーンズスクエアなどが見えてきます。なんとも美しい風景ですね。

f:id:RetCapt1501:20191006185416j:plain

 さらに行くと、今度は右手の方に赤レンガパークが現れます。

f:id:RetCapt1501:20191006190735j:plain

 先日も報告したとおり、前日から「横浜オクトーバーフェスト2019」が同じ会場で始まりました。会場は大盛況でしたが、人が多すぎて、皆さんの顔が写り込まないように撮影するのは無理でした。

 赤レンガパークの一番奥にフリートウィークのスペースが設けられ、右手にステージ左手には様々なブースが並んでいます。

 そしてその向こうには、大桟橋に係留中の「いずも」の姿が…やはりデカい。サイズ的には戦艦大和よりも数メートル短いだけですから、そりゃ大きいだろう∑(゚Д゚)

f:id:RetCapt1501:20191006191453j:plain

 さて、フリートウィークのイベント会場は、大勢の人で賑わっています。なんというか、フェスタモードで浮き立つ感じですので、いつもの演奏会とは随分雰囲気が違います。ステージ上では、ヨガ教室?が行われていて、二人のインストラクターが、観客席に座った皆さんに簡単なヨガの指導をされていました。私もちょっと座ってやってみたのですが、何しろものすごい日差しに「耐えられん(≧∀≦)」と、早々に退散しました。

 会場内をぶらつきながら演奏会が始まるのを待ちます。樋口隊長がファンの女性と会話しているのを見かけたので、軽く会釈させていただきました。

 ステージの左脇には、こんな大パネルが設置されフリートウィークを盛り上げていました。

f:id:RetCapt1501:20191006202010j:plain

 そうこうするうちに、ステージ前の観客席はどんどん埋まっていきます。どうしようかな、撮影するのかしないのか、座るべきか立ち見すべきか。まぁとりあえず座ってみようと思い、空いていた2列目の右手の方に座りました。と、私の右前の最前列の席が一つポカンと空いてます。その隣の方に「ここ空いてるんですか?」とお聞きすると、「ええ、空いてますよ」、聞いた瞬間リュックサックをドカンとその席に乗せて、最前列に回りました。ちょうど、音楽隊旗の前です。

f:id:RetCapt1501:20191006202214j:plain

 最前列となれば、俄然撮影したくなりますよね。それにしてもすごい日差しだな、明るすぎてスマのの画面がほとんど見えません。勘に任せてのノーファインダー撮影になりますが、うまく行くのかな。

 そんな心配をよそに、東京音楽隊の皆さんによるステージ設定作業が始まります。

f:id:RetCapt1501:20191006201536j:plain

 設定が終わり、音合わせが行われます。MCの河口侑也さんが、「只今から音合わせをしますので、お聞き苦しい場面もあるかも知れませんがご容赦ください。演奏会の開演は15時を予定しています」とアナウンスされました。音合わせとはいえ、流石の演奏ですので、観客席からは何度も拍手が起きていました。演奏会への期待はいやがうえにも盛り上がります。音合わせが終わり、隊員の皆さんに対し「1500(ひとごーまるまる)になったら両袖から入場すること」と指示が行われ「別れ!」

 それにしても暑いな、体の右半分が焦げそうです。ちょっとぼーっとしていると、私の正面、ステージ右袖の出入り口に岩田有可里さんの姿が見えました。何しているのかな、ふと腕時計を見ると1500。岩田さんが先頭で入場して来られました、しまった撮影! ということで、入場シーンは撮影できませんでした(≧∀≦)

 また、撮影途中で画面に何かメッセージが出ているのがうっすらと見えたのですが、何しろ明るすぎてよく見えません。ふとスマホに繋いでいる予備バッテリーを見ると電力がなくなっているようです。という訳で、途中で1回予備バッテリーの交換をしたので、動画は途切れていますし、バッテリーが切れそうだとわかった段階で画面が動揺します、お見苦しい動画に仕上がりましたが、敢えてアップしますので、よろしければご覧になってください。

www.youtube.com

 演奏会が終わったところで、「モンスター」さんと落ち合いました。「モンスター」さんは1100(ひとひとまるまる)頃から来られ、「いずも」の艦内見学もされたそうです。二人してさて、どうしようかと話していると、楽屋から出て来られた岩田有可里さんを視認、ご挨拶しようとしましたが、何やら慌ただしい雰囲気です。何でも、演奏会の前に出会った外国人の女の子を探しているとのこと、聞きたいことがあると言われて、じゃあ演奏会の後でね、という話になっていたそうです。そういう小さな約束をちゃんと果たそうとする姿勢に感心しました。程なくその女の子が現れて、二人で色々をお話されていました。その間、ちょっと待たせていただき、今回も一緒に写真を撮らせてもらいました。ステージ上では顔が赤みを帯びるほど暑そうに見えたので「暑くなかったですか?」とお聞きしましたら「もう、暑かったですぅ〜」…やっぱり。ステージは天蓋の下ですから日差しは避けられますが、風もほとんどない状態でしたから、熱が篭ってサウナ状態だったのではないでしょうか。お疲れ様でした。

 ところで、岩田さん、顔小さいですね。あ、私がデカイのか∑(゚Д゚)

f:id:RetCapt1501:20191006190601j:plain

 この時ちょうど、視察に来られた海幕副長の一行が目の前を通って行きましたが、その中に2期後輩の艦艇乗り、N君の姿がありました。「あれ、まだ現役なの?」「実は職種を変更して、今警務隊司令をやってます。」とのこと。警務官は、音楽隊員と同様定年年齢が60歳になりますので、彼はまだ現役だった訳です。合点がいきました。

 ところで、警務隊とは、自衛隊の中の司法警察組織で、陸海空にそれぞれ置かれています。海上自衛隊警務隊は、もちろん海上自衛隊の部隊ですし、大臣直轄部隊ですから、防衛大臣の指揮の下、海上幕僚長の指導監督を受けますが、各警務官には警察手帳が交付され、事件捜査に関しては、地域を管轄する地方検察局の捜査指揮を受けており、これに関しては防衛大臣も関与することはできません。

 警務隊司令に出会ったことで、同隊についてご紹介する機会ができてよかったなと思います。

 さて、会場を後にし、明日は横須賀音楽隊の演奏会を見に行くんだという「モンスター」さんと連れ立って横浜駅近くの居酒屋で「反省会」をやりました。ちょっと熱中症気味だった私にとって生ビールの美味しかったこと(╹◡╹)

 今回の反省会も盛り上がりましたが、中川麻梨子さんの歌を絶賛する声が多かったです、二人しかいませんけど(≧∀≦)

f:id:RetCapt1501:20191006233059j:plain

 「ネッラ・ファンタジア」での本格的歌唱もさることながら、地声で歌われた、艦これの「帰還」や「パプリカ」も、「よかったねー」で盛り上がったんです。ソプラノ歌手が、地声でアニメ曲などを歌うのは大変難しいことだと思います。相当の精神力が必要なのではないでしょうか。そこを克服して、あんなに魅力的に歌えるんですから、すごいなぁと思わずにはいられません。「モンスター」さんなど、「帰還」を聴きながら感動で鳥肌が立ったと言ってました。

 聴くたびに、中川さんの魅力が浸透してきます。