あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

ハリファックスでのタトゥーが始まります

f:id:RetCapt1501:20190629124658j:plain

 東京音楽隊が出演する「ロイヤルノヴァスコシア国際タトゥー」が6月29日(土)から7月6日(土)の間、カナダのハリファックスで開催されます。

 毎日1400からの昼公演と、1900からの夜公演の2回行われますが、現在サマータイムを適用しているハリファックスとの時差は丁度12時間となっていますので、日本時間の本日0200から第1回公演が始まります。

 先日、タトゥー主催者から東京音楽隊のことを紹介するツイートがあったことや、会場の様子、パレードや野外演奏会の予定などについて記事を書きました。

retcapt1501.hatenablog.com

 その後も、他の出演者らの紹介ツイートが続いていましたが、リハーサルの様子を伝える動画などもアップされていましたので、本番公演の様子などの一部も動画配信されるのではないかと期待しています。また、会場で公演をご覧になった方が動画をアップして下さる可能性もあります。

 ただ、自衛隊音楽まつりとは異なり、有料のチケットを販売しての公演ですので、制約も多いかもしれません。

 このタトゥー主催団体は、カナダ国防軍等の名誉を讃え、国家および国際社会の平和と安定への貢献を賀ぐことを目的に設立された非営利慈善団体です。基本的には一般からの寄付によって運営されているようですが、このような大規模な公演の経費を捻出するためにはチケットの販売等が必要なのでしょう。自衛隊音楽まつりが、防衛省主催の広報イベントであることとの決定的な違いがそこにあります。

 タトゥー公式サイト上の出演者リストでは、我が海上自衛隊東京音楽隊が筆頭に記載されています。また、公演プログラムによりますと、東京音楽隊の出演は第2部の最後から2番目であり、聴衆に強い印象を残せる好順位となっています。東京音楽隊に対する主催者側の期待の大きさがうかがわれますね。

f:id:RetCapt1501:20190629135718j:plain

【追記】

 記事を投稿した後、最新のプログラムが公表されているのを確認しました。大きな変化はありませんが、東京音楽隊の出演順が一つ繰り上がりました。「最新のプログラム」と書いてありましたので、期間中も小さな変更があるのかもしれません。

f:id:RetCapt1501:20190630093142j:plain

 

 興味深い企画としては、Backstage Toursというものが用意されています。スクリーン裏の楽屋に入り、観客席からはわからない、演出の仕組みや出演者の動きなどを1時間ほどの間、間近に見ることができるようです。もちろん有料(一人15ドル)ですが、25人以上の団体で申し込めば半額だそうです。なかなか面白そうですね。

f:id:RetCapt1501:20190629133112j:plain

 本公演やパレード、野外公演の情報が入り次第、また記事にして報告させて頂きたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜