あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊の海外公演(予定)

 先日、東京音楽隊を見学した際、音楽科長の本田2尉から、たくさんお話を聞くことができましたが、中でも今年度のスケジュールは、公言できる範囲に限られているにも関わらず、相当の過密ぶりで私たちを驚かせました。

 愛知公演は先週、すでに終了しましたが、6月に入り目前に迫ってきたのがカナダのハリファックスで開催されるタトゥーへの出演です。

 ハリファックス(Halifax)は、カナダ北東部の大西洋に面したノヴァ・スコシア州の州都で、40万人弱の人口を抱える大都市です。ノヴァ・スコシア(Nova Scotia)とはラテン語で「新たなスコットランド」という意味だそうです。

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 東京音楽隊のホームページにはまだ掲載されていませんが、タトゥー主催者のページにはちゃんと出演者として東京音楽隊がリストアップされており、部隊の沿革や活動状況などが英文で紹介されています。

 

(↓↓フロントベージ)

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(↓↓出演者紹介ページトップ センターは大川好さんのアップです!)

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 今年のテーマは「Power of Peace」、PR動画も紹介されています。

www.youtube.com

 詳しくは、公式ページでご覧ください。

www.nstattoo.ca

 「ロイヤル・ノヴァスコシア国際タトゥー」は、世界に数あるタトゥーの中でも最も長い伝統と格式を誇る催しなのだそうですが、そのようなイベントからの出演オファーが来るのは、ファンとして嬉しい限りです。

 さて、日程ですが、6月29日(土)〜7月6日(土)の8日間、自衛隊音楽まつりよりずっと長丁場です。

 本田2尉によりますと、毎日、14時からの昼公演と19時からの夜公演の2回行われ、7月1日(月)には1時間ほどの市中パレードも予定されています。また、本公演以外にも開催期間中2〜3回の野外演奏会のオファーもあるそうですので、かなりのハードスケジュールです。

 現在のところ、6月20日(木)に出国し、トロント経由でハリファックス入りする予定ですが、東京音楽隊のホームページに掲載されていないのは、どうやら海外出張に伴う諸手続き、特に予算執行の段取りが確定していないことが原因のようです。

 海外出張は、何かと手続きが面倒です。公用旅券を取得する必要もありますが、やはり予算執行がやや複雑なので、ほぼ部隊丸ごとの海外出張となると、総務科の経理担当者はさぞ大変でしょう。

 さて、本田2尉は公演内容についても少しだけ教えてくれました。今回、なんと演者4名を指定しての演技が用意されているのだそうです。ミュージカルですね(╹◡╹) どんな演奏と演技になるのか、興味津々です。

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 きっと、動画投稿があると思いますので、見つけたらまた紹介記事を書きますね。

 日々進化する東京音楽隊、今年度も目が離せません。