あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

BSテレ東の「おんがく交差点」

 今週は多忙で、ブログに向き合う時間が取れなかったものですから、記事も書けず、せっかく寄せていただいたコメントへの対応も遅れがちになっていることを心苦しく思っています。

 そうこうするうちに、もう明日は定期演奏会ですし、本日0800(まるはちまるまる/まるやーまるまる)から、BSテレ東の「おんがく交差点」に東京音楽隊が出演し、三宅由佳莉さんの歌も放映されました。先週来、東京音楽隊関連のイベントが目白押しで、ファンにとってはゴールデンウィークなのですが、ブログ書きとしては後追い気味で、ちょっと気持ちの座りが悪いです。

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 さて、その「おんがく交差点」、東京音楽隊の久々のテレビ出演です。

 昨夜、拙宅のテレビで視聴予約しようとしたところ、なんとBS全局が写らない状態になっていました。一週間の疲れもあり、「もういいや」と諦めモードで寝てしまったのですが、今朝起床してから、気を取り直してテレビ裏のごちゃごちゃした配線を解きほぐし、なんとか復活させることができました。

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 番組は、進行役の落語家・春風亭小朝さん、番組レギュラーのヴァイオリニスト・大谷康子さんと、樋口好雄隊長、三宅由佳莉さんの4人でのトークを軸に、途中で東京音楽隊の単独演奏「海のさきもり」と大谷さんと東音のコラボで「浜辺の歌」が披露されました。歌はもちろん三宅由佳莉さんです。

 東音の演奏メンバーは、太田紗和子さん(ピアノ)、横野和寿さん(クラリネット)、荒木美佳さん(ハープ)、松本理沙さん(ファゴット)の四方でした。

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 「海のさきもり」は、自衛艦旗授与式でのフル編成の演奏とは全く異なり、太田さんのピアノや荒木さんのハープを交え、吹奏は横野さんのクラリネットと松本さんのファゴットのみで、金管を使わないとても新鮮な演奏でした。フル編成での演奏が持つ力強さは、儀式の華として大変な魅力がありますが、今回のような繊細で抑制の効いた演奏は、聴く者の意識をより強く三宅由佳莉さんの厳かな歌唱と素晴らしい歌詞に向かわせ、楽曲としての「海のさきもり」に 、また格別の趣を与えてくれる気がしました。

 この曲を歌われる時の三宅由佳莉さんが特に凛々しく感じられるのは、国防に任ずる全ての海上自衛官の矜持を一身に担う、そんな気構えがあるからではないかと私は思っています。

 ちょうど一年前、「海のさきもり」について書いた記事がありますので、興味のある方は読んでみて下さい。

retcapt1501.hatenablog.com

 

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 「浜辺の歌」は、大谷康子さんの文字通り「歌うヴァイオリン」と三宅由佳莉さんの「歌」との協演となりました。大谷さんのヴァイオリンの音色はとても魅力的ですし、東京音楽隊の演奏にヴァイオリンが乗るのってなかなか聴く機会がありませんので思わず聴き入ってしまいました。そして、東京音楽隊にも弦楽器がもう少し増えてもいいのかな、とも思ったりしました。

 三宅由佳莉さんは、「海のさきもり」とは打って変わって、しなやかな身のこなしで、嫋やかにこの美しい唱歌を歌い上げます。本当に別人のようです。

 

 30分番組で、実質は20分程度でしたけれど、ゆったりとした優雅な雰囲気を感じさせてくれました。小朝さんのツッコミも心地よく、とてもいい番組だなぁと思いながら拝見いたしました。

 最後に、小朝さんと大谷さんが、「話の内容も良かったけど、何と言ってもピッとしたあの姿勢ですよね。どうしたらあんな風にできるんだろう」と話されているのを聞いて、やはり例外なく皆さん感心されるんだなぁと思いました。最初から最後まで美しい座り方を崩さずにいられる人なんて、そうは居ませんもんね。

 良い番組を作っておられること、そして東京音楽隊をゲストにしてくださったことについて、BSテレ東さんには心より感謝申し上げます。

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