あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

三宅由佳莉さんのクリスマスソング再び

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 クリスマスイブですね。

 「私はクリスチャンではないので関係ありません」

 昔から、よくそんなことを口にしていましたが、実際には、子供の頃からこの時期になると何となくワクワクしたものです。最近はハロウィーンがすっかり定着した感がありますが、私が若い頃には、ごくごく一部の方々が内々に楽しんでいただけだったように記憶しています。クリスマスが「イベント」として日本に普及したのはいつの頃のことなのかは存じませんが、おそらく戦後日本各地に駐留していた進駐軍の影響なのではないかと思います。

 冒頭で、「私はクリスチャンではない」と言いましたが、それはほとんどの日本人にも言えることで、日本におけるクリスチャンの数は、カトリックプロテスタントを合わせても100万人程度、つまり総人口の1%未満に過ぎません。では、何ゆえ、我が国ではクリスマスやハロウィーンがこんなに普及しているのでしょう。

 もちろん、これらの宗教上の行事の楽しい一面のみを「イベント」としてつまみ食いしているだけ、という見方もできます。でも、それだけではないようにも思えるのです。ユダヤ教預言者モーゼやキリスト教預言者エスのことを、私たち日本人は何となく偉人として認識していますし、特にキリスト教の開祖については、普通に「イエス様」と「様」付けで呼んだりしています。つまり、宗派が何であれ、偉大な人は偉大なのだという、宗教とは何の関係もない評価基準で見ているのだと思います。

 イエス様と呼ぶのは、やはり進駐軍の影響なのかも知れません。

 こうしてみると、ユダヤ教キリスト教とは兄弟宗教であるイスラム教が、我が国では不遇をかこっているようにも感じられます。以前の記事で書いたかどうか記憶が定かではありませんが、これらの3宗教が崇める神は同じです。というか、神はもともと唯一絶対の存在なので、同じもなにも、議論の余地がありません。「神」を「自然」に置き換えればわかりやすいかも知れません。「どの自然?」という質問に意味がないのと同じように「神は神だろ」というわけです。つまり、神を信じる者は3宗教のいずれかに帰依しているのであって、それ以外の人間は未開の野蛮人ということですね。ましてや「八百万の神」など「頭がおかしい」と思われるに違いありません。

 以前、エジプト考古学の研究者として名の高い先生の講話を拝聴した際、改宗について、「これら3宗教の間で宗旨替えをすることを言うのであって、例えば仏教徒イスラム教徒になることは、改宗ではなく入信と呼ぶ」との説明が大変興味深く今だに印象に残っています。

 イスラム教の宗教行事が日本の社会に普及しないのは、1日5回のメッカ拝礼やラマダーン(断食)月など、信者でない者から見ると過酷なものが多いから、という面もありますし、預言者ムハンマドを主人公とする映画がハリウッドから生まれてこないということも大きいと思います。それでも、私たちは学校で学び、ムハンマドマホメット)のことやコーランのことは知っていますし、ムハンマドのことをやはり偉大な人と認識しています。

 前置きが随分長くなりました、すみません。

 前置きというよりは、クリスチャンでもない私が、何故、三宅由佳莉さんのクリスマスソングを扱うのかということについての長い言い訳です。

 三宅由佳莉さんが歌うクリスマスソングの動画は、ほとんどありません。と言いますが、私が知る限り、入隊した2009年のクリスマスコンサートでのメドレーだけです。

 この元動画をトリミングさせていただいた動画を編集し、YouTubeにアップしたのは、今年の8月です。狂気の沙汰ではありますが、当時書いていた外国の方向けの英文記事に埋め込む必要があったのです。

 それで、せっかくアップした動画を野ざらしにする訳にもいかなかったものですから、狂気ついでに8月に「三宅由佳莉さんのクリスマスソング」という記事を書いたのでした。

retcapt1501.hatenablog.com

 ようやく、この動画に相応しい季節になったので、改めて記事を書こうと思っていたのですが、諸般の事情によりなかなか書く時間が取れず、ついに今日にいたってしまったという訳です。

 今日から明日にかけて、デビュー直後の三宅由佳莉さんが歌う定番のクリスマスソングメドレーを聴いてみてはいかがでしょうか。

 上の記事にも埋めてありますが、動画だけ観たいという方のため、こちらにも埋めておきます。1等海士の階級章をつけ、いっしょうけんめいに歌う三宅由佳莉さんの姿をどうぞご覧ください。

www.youtube.com