あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

東京音楽隊の鶴岡公演速報!

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 昨日、東京音楽隊の東北遠征の記事を書きました。

retcapt1501.hatenablog.com

 初日の鶴岡公演(昼の部)に行かれた方の、感激を伝えるツイートを見つけ、不躾にも「演奏曲目を教えてください」とお願いしたところ、プログラムを写メしてアップしてくださいました。「あそ」さん、本当にありがとうございます(╹◡╹)

 

第1部

①コンサート・マーチ「東風(こち)」(作曲:真島俊夫

 真島俊夫さんの作品は定番ですね。コンサート・マーチとは、行進にももちろん使えますが、もっと柔軟に、楽曲として楽しむために作られたもので、コンサートの最初に演奏することで演奏会の雰囲気を一気に盛り上げる役割を果たしたりすることが多いようです。この曲は、まさにそんな役割を担っているのですね。軽やかでおしゃれなマーチだと思います。情報をくださった「あそ」さんが、のっけから涙腺ゆるみまくりと仰ってたのがわかる気がします。これから始まる演奏会への期待が弥が上にも盛り上がりますよね。

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②行進曲「虹と雪」(作曲:岩河三郎・村井邦弘)

 そうかー、やられたな(≧∀≦) って感じですよね。人見記念講堂で、三宅由佳莉さんと藤沼直樹さんのデュエットによる「虹と雪のバラード」が披露された際、行進曲「虹と雪」のことを荒木美佳さんが仰ってました。聞き流してしまいましたが、そういうことだったのか、と思いました。

 札幌オリンピックのテーマ曲だった「虹と雪のバラード」が、素敵な行進曲に仕上がっています。2016年に収録された東京音楽隊の演奏なのですが、何故、今この曲が行進曲として編み直され、プロモートされ始めたのか。2020年を見据えると、ちょっと興味をそそられますね。

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③「おしん」のテーマ(作曲:坂田晃一

 「おしん」は言うまでもなく、伝説のNHK朝ドラで、ビデオリサーチ調べによると平均視聴率が52.6%、最高視聴率62.9%にものぼった人気作で、1983年4月から1984年3月まで、異例の1年間放送となりました。山形を舞台に、どんな苦境にも、決してあきらめず明治・大正・昭和を生き抜いた女性の物語は、日本だけでなく、発展途上国を中心とする68カ国で放映され、深い共感を呼びました。

 そのテーマ曲は、喜びや幸せも含めた人生のあらゆる局面に通底する深く静かな哀しみと儚さを、そして、それでもなお顔を上げて生き抜こうとするのは何故なのか、人生とは何なのかという問いを、聴くものの心に呼び覚ます、まさに名曲だと思います。

 山形での公演ということで選定された鶴岡限定の曲目だと思われますが、この美しいメロディラインを、どのパートが担ったのかが気になりますね。

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ハナミズキ(作曲:マシコタツロウ

 これは、9.11米国同時多発テロの際、NYの友人から届いた一通のメールにインスパイアされて書いたという、一青窈さんの大ヒット曲ですね。この曲を聴いていると、人の思いに纏わりついているいろんなものを引き剥がしていけば、残るのはとてもシンプルで純粋なものなんだと、そんなことが心に浮かびます。

 この曲は、もちろん三宅由佳莉さんの歌が披露されました。一青窈さんとは声質も雰囲気も随分と違う三宅由佳莉さんが、誰もが知るこの素敵な曲を、どう料理して自分なりの「ハナミズキ」に仕上げたのか、ぜひ聴きたいですね。

 ひょっとしたら、何ヶ月か先に動画がアップされるかもしれませんね、どうかな、やっぱり難しいのかな、期待だけはしておこう。

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⑤ネイビート・ラプソディ(作曲:片岡寛晶)

 はい、川越での七夕コンサートで初演されて以来、毎回演奏されている東京音楽隊オリジナルかつ、現在一押しの楽曲です(多分)。いい曲です。かっこいいんです。何度でも聴きたいです。でも、先月初演されたばかりで、どこにも動画がありません。悪しからず(≧∀≦)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜 intermission 〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

第2部

⑥ベイブリーズ(作曲:真島俊夫

 これも真島俊夫さんの作品ですね。軽やかで心が浮き立つようなこの曲も、第1部冒頭のコンサートマーチ「東風」と同様、一瞬で演奏会の流れを作ってくれる素晴らしい作品です。昨年9月6日(水)のランチタイムコンサートでも、冒頭の導入曲として使われ、この曲の演奏に乗せて、荒木美佳さんがMCの口火を切りました。その時の動画がこれです。

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スタートレックのテーマ(作曲:アレクサンダー・クレージュ

 お馴染み、スタートレックのテーマ曲です。ウルトラクイズのテーマ曲としても使われているので、聴いたことのない人はいないと思います。

 こんな馴染みの曲ですが、東京音楽隊の動画は見つかりませんでしたので、航空中央音楽隊による今年4月の演奏動画を埋めておきます。

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ヤングマン 〜 YMCA 〜(作曲:ジャック・モラリ

 これはもう、誰もが知っている曲と言っていいのかな? 西城秀樹さんの「ヤングマン」として1979年に大ヒットした曲ですが、その後もいろんなところで歌われ、使われしてきましたので、結構耳にしますよね。でも元々は、ディスコミュージックとして、米国のヴィレッジ・ピープルが世界的なヒットを飛ばし、それを西城さんがカヴァーしたものです。独特の振り付けも楽しい曲なので、ひょっとして、恋ダンスのチーム三宅が繰り出してのパフォーマンスがあったのではないかと思います。

 西城秀樹さんは、今年5月、63歳の若さで突然亡くなりましたが、若い頃から、エネルギーの塊のような姿を見てきた私たちの年代には信じられないニュースでした。

 西城さんを偲ぶという意味も込めて、圧倒的に楽しい西城秀樹さんの動画を紹介しておきます。本当に楽しいですよ。若いし(╹◡╹)

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 きっと東京音楽隊は、これに負けないようなダンスパフォーマンスを披露したに違いないと思います。

 

⑨サムシング(作曲:ジョージ・ハリスン

 ビートルズナンバーは、圧倒的にレノン、マッカートニーの作品が多いですが、ジョージ・ハリスンの曲には、東洋的な思索のベースの上にとても繊細に組み上げられた独特の美しさがあり、私はとても気に入っています。

 ビートルズのオリジナル動画を埋めます。後期ビートルズの、ある意味仕上がった姿も楽しめます。この曲は、バンドの演奏だけでは持ち味を活かせないので、おそらくボーカルが入ったはずだと思いますが、情報はまだ得られていません。

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美女と野獣(作曲:アラン・メンケン

 もちろん三宅由佳莉さんと藤沼直樹さんによる美しいデュエットでの演奏が披露されました。あの美しいホールでの美女と野獣をご覧に慣れた鶴岡のみなさん、本当によかったですね。

 西日本公演の再現用に作った動画もどきを置いておきます。

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⑪エル・クンバンチェロ(作曲:ラファエル・エルナンデス

 これも、よく耳にするナンバーですね。やはり、東京音楽隊の演奏による動画は見つかりませんでしたが、呉音楽隊による楽しく力強い演奏がありましたので、それを置いておきたいと思います。2012年の観艦式の際、横浜みなとみらいのクイーンズ・スクエアで行われた演奏会の動画です。

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ドリフターズメドレー

 これはもう、最近の演奏会では定番メニューとなっていますね。真面目な顔をして演奏していた隊員たちが、そこまでやるかの弾けぶりにみなさん驚いたのではないでしょうか。私も先日昭和女子大人見記念講堂での演奏会で初めて生で観ましたが、すごいなと思いました。

 

アンコール

⑬「西郷どん」のテーマ(作曲:富貴晴美

 アンコールに応えての1局目は、「西郷どん」のメインテーマでした。この曲も人気の高い曲ですから、東京音楽隊としても、各地で演奏していますが、庄内との関係も深い西郷隆盛という意味合いも含めての演奏だったようです。

 先日の人見記念講堂での演奏会で、私も生で聴かせていただきましたし、曲の後半にステージに姿を表した三宅由佳莉さんのボーカルを聴かせていただきました。よかったなぁ。

 屋内演奏会が圧倒的に多い東京音楽隊ですので、やはり動画はありません。でも横須賀音楽隊のつい最近の動画が上がっていましたので、そちらをお楽しみください。中川麻梨子さんのヴォーカル(ヴォカリーズ?)もありです。

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⑭行進曲「軍艦」(作曲:瀬戸口藤吉)

 何も語る必要はありませんよね。お聞きください。

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 というわけで、とりあえずプログラムに記載されたセットリストと、実際に演奏会に足を箱ばれた方々からの提供情報により、概略は抑えることができました。

 追加情報等を得次第、追記・修文を行なっていきたいと思います。