あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

三宅由佳莉さんの効能(7)

 

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 このシリーズも7回目となります。

 最初は、シリーズ化の予定も、つもりもなく、ただただ、救われたことへの感謝の気持ちで単発の記事を書いたのですが、その後も、次々と三宅由佳莉さんの「効能」に思い至り、存外、長いシリーズになっているというわけです。

retcapt1501.hatenablog.com

 三宅由佳莉さんとの「出遭い」方は、人それぞれだと思います。

 一目見て、あっという間に魅了されてしまった人、その透き通るような、でも力強い歌声に感動した人、彼女が語る思いに強い共感を覚えた人、そして私のようにその歌で自分の抱えている喪失感に気づかされ、そして癒された人。

 今回は、三宅由佳莉さんを通じて、歌が持つ力、音楽の本当の素晴らしさに気づかされたことについて書いて見たいと思います。

 私は音楽は嫌いではないし、若い頃からそれとなくいろんな曲は聴いてきました。気に入ったアーティストの曲を集中して聴くことも何度かありました。

 でも、「聴きたい」と思う曲は、概してメロディラインに惹かれることが多く、気に入ったアーティストの曲でも、メロディが「ちょっとな」と思うと、全然聴かないこともままありました。そういう意味で、音楽に関して私は全くの素人なのです。楽しみ方は「メロディ」だけ。

 そんな私が三宅由佳莉さんに「出遭った」曲が「祈り」でした。

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 これまで、何度も書いてきましたが、何度でも書きます。「衝撃」でした。

 メンタルには誰よりも自信のあった私の内面が、木っ端微塵に崩壊するほどの衝撃だったのです。

 その後、三宅由佳莉さんが歌う、あらゆる楽曲を求めてネット上を彷徨いましたが、実に幅広いジャンルに渡っていることに驚きました。そして、聴いたことのある曲も初めて聴く曲も、全てが心に沁みるのを感じました。

 不思議だったのは、これまで何度も聴いたことのある曲、例えば「故郷」など、おそらく、これまでの私であればパスするような曲を何度も聴いている、聴かずにはいられない自分がいたことです。

 後に、三宅由佳莉さんの歌に寄せる思いというものを知りましたが、私のような音楽素人にも、はっきりと判るメッセージが、きちんと歌にのせられていたということなのだと思います。 

 「歌ってすごいんだな」

 本当に素直にそう思いました。歌ってすごいんだ。

 今までだって、素晴らしい歌を聴いて感動したことは何度もあります。

 でも、三宅由佳莉さんから紡ぎ出される「うた」は、何か別次元のものに思えるのです。うまく言葉にはできないのですが、その歌自体を楽しむというよりは、その歌を通じて、自分のこと、自分の過去も現在も未来も、全部肯定してもらっているような、全部ひっくるめて包み込んでもらっているような安心感を覚える。そんな感じです。

 歌には力がある。

 心からそう思いましたし、音楽というものの素晴らしさを改めて教えて頂いた気がします。

 私は、このブログを主宰しつつ、記事に埋め込むための動画の供給源として、YouTubeのチャンネルも運営しています。当初は、書きたい記事の内容に合わせて必要な動画をしつらえていたのですが、次第に、三宅由佳莉さんの「うた」に、一人でも多くの方に「出遭って」もらいたい、との想いから、記事とは関係なしに、いろいろな先行動画から抽出した、単曲仕立ての動画をアップするようになりました。

 最新の動画は、三宅由佳莉さんが歌う「下町の太陽」です。

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 この曲は、1963年にヒットした、倍賞千恵子さんのデビュー曲なのですが、三宅由佳莉さんは、こうした昭和の歌謡曲も、とても自然に、しっくり歌いこなしますよね。どんな曲でも、自分なりに咀嚼して、その思いを奇を衒わずにきちんと歌にのせているからだと思います。

 この動画に、先ほどとても嬉しいコメントをいただきました。

「1501 RetCapt 自分はあまり音楽とかに触れずに育ったので、歌とかあまり知らないんですよ〜。ずっとスポーツをしてたからね笑 でも三宅さんの動画を見てから、歌に触れ始めて今では歌が大好きになりました!これも、三宅さんと動画をupしてくださる1501さんのおかげです!(=^▽^)σ ありがとうございます

 三宅さんに「出遭って」いただけたようですし、しっかり三宅由佳莉さんの効能が顕れていますね。

 これからも、多くの方が三宅由佳莉さんに「出遭い」、その効能に触れる機会を提供していきたいと思います。