あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

3月11日の終わりに

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 7年前のこの日のことは、生涯忘れることはできません。

 大自然のしわぶきひとつにさえ、人間がいかに無力であるかを、嫌というほど思い知らされた日でした。テレビの画面に映し出される映像が、現実のものとは思えなかったのを覚えています。

 どれほどの混乱、恐怖、慟哭、絶望がそこにあったことでしょう。

 当初、日本中が大きな衝撃に打ちのめされ、あたかも放心状態のような有様だったような気がします。でも、救命救助フェーズから復旧復興フェーズに移行する中で、被災地の方々に寄り添い、励まし、支えて行こうという動きが始動します。

 この日に、私は、改めて三宅由佳莉さんの「祈り」を何度も聴いてみました。

 この歌に込められた河邉一彦さんのメッセージと、太田紗和子さん、三宅由佳莉さんによる演奏は、聴く度に、様々形を変えて胸に迫ってきます。

 途方もない喪失感を、埋めることなどできはしないかもしれない。それでも、寄り添いたいという気持ちを届けることはできる。一人ではないということを分かってもらうことはできる。

 そのような思いで書かれ、演奏された曲であると私は理解しています。

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 そして、もうひとつ、やはり被災者の皆様への応援歌として編まれた曲が「花は咲く」です。この美しい曲は、震災で身内を失った多くの被災者が抱えていた悔恨・慚愧の思いを昇華させて、一歩前へ進むための心の区切りをきちんとつけてくれた、素晴らしい作品だと思います。

 三宅由佳莉さんの歌を埋めます。三宅さんに、とてもよく似合う曲だと、私は思っています。

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 3月11日の終わりに際し、二つの曲を改めて聴き直し、当時、自分が感じていたことなどを思い返してみた次第です。