あれこれdiary

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三宅由佳莉さんの効能(4)

 

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 三宅由佳莉さんの効能というシリーズを時々掲載しています。そもそも、このシリーズを始めた経緯は、自分自身のメンタルコンディションに全く気付いていなかった私が、偶然出会った三宅由佳莉さんの歌によって、まず自分の状態に気づかされ、落ちるべきところまでメンタルを落とし込んでもらい、そして時間をかけて癒され、救われた経験を持つことから、三宅さんの歌をセラピーになぞらえて、その「効能」について書いてみようと思ったのでした。

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  第2回では、三宅さんを批判する人も含めて、すべての人の心に届けようと歌っておられる姿勢、私たち一人一人の背中をそっと押してくれるような存在感は、畏れ多いことながら、両陛下の国民への向き合われ方に通じるものがあると書きました。

 お名前のとおり、宮家所縁(みやけゆかり)の家柄なのかも知れませんね。

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  そして第3回では、戦後のなんとも筋の通らない国のありようを嘆き、古来から続く本来の日本との断絶感を感じながらも、再生を諦めかけていた多くの日本人にとって、三宅さんの歌は、一筋の希望のような存在になっているのではないかと書きました。

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 このように、三宅由佳莉さんの効能は、いろいろな形で捉えることができるので、なかなか語り尽くせません。というか、語り尽くしてしまいたくないというのが正直な気持ちかも知れません。

 今回は、三宅由佳莉さんの笑顔について考えてみたいと思います。

 以前、「三宅由佳莉さんの憂鬱」という記事を書いた際、記事タイトルにふさわしい、「憂鬱そうな」アイキャッチ画像を探しに探しましたが、満面の笑顔ばかりで苦労したことを紹介しました。

 本当に笑顔率が高いですよね。

 三宅さんのファンの方はご存知のことと思いますが、三宅由佳莉さんのキャッチフレーズは

「顔晴る(がんばる)」

ですよね。「頑張る」では、頑なに意地を張るようなイメージになってしまうので、そうではなくて、心に余裕をもって笑顔でいっしょうけんめいやることを自分に言い聞かせているとのこと。

 いつも笑顔を絶やさないのは、常に「顔晴れ」と自分に言い聞かせているからなのでしょう。三宅由佳莉さんは、自らの使命を自覚し、そのためには常に笑顔でいることが不可欠であると考え、そうしようと決意されたのです。それにしても…

 いつも笑顔でいる。

 文字にすれば、こんなに簡単ですが、自分が実践することを想像してみてください。作った笑顔を維持するだけで、途轍もないエネルギーが必要であることが、わかりますよね。

 しかも、作り笑いじゃないです。心からの笑顔です。常に心を満たしていないと心からの笑顔は出てきません。すごいことだと思います。

 透き通るような透明感のある歌声と、輝くような笑顔のおかげで、癒され、救われた人がどれだけいることでしょう。

 三宅由佳莉さんは、ステージで歌う際、観客一人一人と可能な限り目を合わせ、自分の歌をどう受け止めてくれているかを、感じ取ろうとされているそうです。

 だからこそ、心から心へ伝わる、そんな歌い方ができるのでしょうね。

 あるラジオ番組で、三宅さんにとって歌とは?との質問に対し

 「心と心をつなぐ方法…歌うこと…」と、言葉を噛みしめるように話されていたのがとても印象的でした。

 三宅由佳莉さんの笑顔については、また別の観点から記事を起こす予定です。

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