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三宅由佳莉さんの効能(3)

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 これまで、「三宅由佳利さんの効能」と題して2回にわたり、綴ってみましたが、このシリーズもしばらく続くかもしれません。

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    三宅由佳莉さんの動画に寄せられるコメントを一つ一つ見ていくと、あることに気づきます。

 もちろん、歌う姿を捉えた動画ですから、良きにつけ悪しきにつけ、歌の評価についてのコメントが見られるのは当然でしょう。良い方のコメントが圧倒的ですが…

 また、三宅由佳莉さんの容姿や仕草に関するコメントも、やはり良きにつけ悪しきにつけ多いです。良い方のコメントが圧倒的ですが…

 そして、 三宅さんの歌声に癒される、包み込まれる、というヒーリング系のコメントも少なくありません。

 でも、そのようなコメントは、歌手であれば別に珍しいことではありませんし、むしろあたりまえのことでしょう。

 私が注目するのは、次のようなコメントです。

 

「素晴らしいという表現では足りません。あなたは日本人の心、国を愛するという多くの国民が望んでいる本質を聞かせてくれています。言葉は無駄です。日本人の何たるかを教えてくれたそんな熱唱です。本当にこんな人がいたんだと初めて感じました」

「素晴らしいの一言です。日本にこんなに心から歌う自衛官がいることに感動を覚えます。古来の日本人の心を歌で表現してると思いますし、日本を代表する美人・大和撫子です。」

・「われわれ日本国民、これからも力を合わせて頑張っていきましょう!お互い、みんな、せっかくこの日本に受けた、『 生 』 ですから。」

・「馬鹿野郎、オレを泣かせてどうすんだ 今の日本政府や日本人が余りにも情けない 本来の目的を考えずに規則通りにしか仕事しない役人、自分の利益しか考えないエセ日本人 今、自分が日本人として何ができるのか、何をしなければならないのか、を考えようよ」

 

 おわかりでしょうか?

 決して全体に占める割合は大きくありませんが、数々の動画で、同様のコメントが頻繁に見られますので、全体でみれば相当な数に上るでしょう。

 これらのコメントは、三宅由佳莉さんへのある種の期待感の現れだと思います。

 どういうことかというと…

 現在の日本は、表層と実相の乖離が深刻なまでに進行しています。特定の勢力がマスコミなどを利用して意図的に作り出し、国民向けの巧妙なプロパガンダで押し付け続けてきた表層と、その表層に違和感を覚えつつも物言わぬ大多数の日本人が心の内に抱いている、古来から受け継がれてきた日本人としての意識との大きな乖離です。

 このことに危機感を覚えつつも、そのような意識を糾合する求心力が見出せず、八方塞がりの閉塞感の中で、日本の再生を諦めかけていた多くの「日本人」が、三宅由佳莉さんの歌を聴き、一筋の希望を見出しているのではないかと思えるのです。

 裏を返せば、特定の勢力にとって、三宅由佳莉さんの存在が脅威であるということも意味します。三宅さんの動画に対するコメントで時々出くわす、大変不自然な批判コメントは、おそらくこの筋の方々によるものだろうと睨んでいます。

 三宅由佳莉さんへのそのような期待を感じさせるエピソードをひとつ報告しておきます。実は、先月の14日、YouTubeに「三宅由佳莉さんが歌う 行進曲『軍艦』」という動画をアップしました。なぜかというと、ニコ動にアップされている約1時間の動画の中から、この曲だけを記事に埋め込みたかったので、トリミングしてアップしたのです。誰かに見てもらうつもりはありませんでした。

www.youtube.com

 ところが、凛々しくはあっても、可愛らしさもなにもないこの動画の再生回数が、ちょうど1ヶ月目にあたる今日現在、3万3千を超えていたので驚きました。

 三宅さんは、様々な曲を歌い、ファンの皆さんは、それぞれ選択的にご自分の好みの曲を聞かれるのだと思いますが、「行進曲『軍艦』」のような曲に三宅さんの魅力を見出しておられる方が大勢いらっしゃるということが、三宅由佳莉さんを、他の歌手の方々から際立たせる大きな要素でありますし、先ほど述べたような、三宅さんへの期待の現れでもあるのだと考えざるを得ないでしょう。

 三宅さんの効能は、いろいろな形で現れてきますので、なかなか語り尽くせませんが、今回はこの辺で。シリースはまだ続きます。

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