あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

ベテラン・牟田春雄さんの引退

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(牟田春雄・海曹長、9月29日人見記念講堂にて、村川豊海幕長と)

 

 昨夜、モンスターさんから頂いたコメントに、東京音楽隊のホームページに牟田曹長の定年退職の話題が掲載されていると書かれていたものですから、早速確認してみました。

 ありました。「いけちゃん」ことクラリネット奏者の池田さんが不定期に執筆されているコラム「はじめての Tokyo Band☆」シリーズのPart Ⅴとして掲載されていました。

 このコラムは、掲載され始めたのが、丁度私が東京音楽隊を聴き始めた頃だったものですから、毎回楽しく読ませて頂いていました。今年に入ってからは掲載がなく、「ひょっとして終わっちゃったのかな」と思い始めていた矢先だったので、1年ぶりに更新されているのを知り、とても嬉しかったです(╹◡╹)

 第1回コラムの末尾に「つづく…(のか?)」とあり、思わず笑ってしまったのを思い出しますが、この「(のか?)」には様々な思いが込められているんだろうなぁと観ぜられ、多忙な日々の業務の合間を縫って一生懸命書いてくださっていることも伝わってきました。

 私たちが普段目にすることのない東京音楽隊の日常を上手に切り取って味付けした、興味深い記事が並んでいます。

 前回の記事は、丁度1年前に遠洋練習航海部隊への乗組を終えたばかりの原士長へのインタビューでした。私は、練習艦ではなく随伴する護衛艦への乗組みで、航海中の音楽隊の様子などはほとんど知りませんでしたから、とても興味深く読ませていただきました。

 そして今回は、牟田春雄・海曹長の定年退職の話題です。

 私が牟田さんを初めて認識したのは、昨年7月19日に松山市で行われた「第37回ふれ愛コンサートin愛媛」の様子をフルで収めた動画を見た時です。

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 第二部の後半で演奏された「ドリフメドレー」での、ハゲヅラ・メガネとチョビヒゲ姿には驚きました。ベテランCPOがここまでやるのは凄いな、まさに率先垂範。でも、これ牟田さんにしかできないんじゃないでしょうか(^ ^)

 とにかく、東京音楽隊を聴き始めたばかりの私にとっては、観客を楽しませるために本気で取り組んでいることを強烈に印象付けたシーンでした。

 そして、牟田さんのトランペットソロをはじめて生で聴いたのは、今年7月30日にオペラシティで開催された「音楽の『たまて箱』」でした。

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 この日の7曲めとして演奏された「エストレリータ(小さな星)」で、「東京音楽隊最古参」と紹介された牟田春雄曹長のソロを交えた演奏となりました。円熟したトランペットの音色が響きわたる素晴らしい演奏でした。

 一流の演奏家だからこそ、ドリフメドレーとのギャップが際立ち、楽しいステージを作っていける。東京音楽隊のまさに真髄ではないかと思います。

 そんな牟田曹長について書かれたコラムには、同じトランペットパートの後輩諸官による思いでのエピソード披露や、合計4回参加したという遠洋練習航海での、牟田さんご自身による興味深い回想などが盛られています。

 詳細は下のリンクからどうぞ。

海上自衛隊東京音楽隊: はじめての Tokyo Band☆PartⅤ

 牟田さんの遠洋練習航海の回想のうち、個人的にはチリのバルパライソ入港の際の話題がとても興味深かったです。私も、遠洋航海で同じバルパライソに入港したことがあるからです。私が入港したのは1982年、牟田さんが海士長として入港したのは1997年です。15年の間に、治安が相当悪化したのがわかりました。今はどうなんでしょうね。

retcapt1501.hatenablog.com

 さて、9月29日に昭和女子大人見記念講堂で行われた第58回定例演奏会が、牟田曹長の現役最後のステージとなりました。

retcapt1501.hatenablog.com

 現在は、東京音楽隊付となり、定年退職やその後に向けた準備をされていることと思います。トランペットパートを、そして音楽科のみなさんを率いて、東京音楽隊を支え、海上自衛隊と国民の架け橋としてて永年精勤されて来られた海曹長・牟田春雄さんに、心からの感謝と労いの言葉を贈らせていただきたいと思います。

 ご苦労様でした、そしてありがとうございました。

プロの力量

 もう、随分前のことになりますが、「戦場カメラマン」という肩書きで、テレビのバラエティ番組に頻繁に顔を出す、ちょっと変わった風貌の男性が一世を風靡しました。

 その柔和でおっとりした(ように見える)人柄と、一言一言噛みしめるようなゆっくりした喋り方からは、死と隣り合わせの戦場を駆け巡る姿はとても想像できません。

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 渡部陽一さんが、多くの人々から愛されるのは、そんなギャップが魅力だということも勿論あるでしょう。

 でも、何より彼の地でのことを語る言葉の重みや、そのとき目に宿る真剣さに、「あぁ、この人は本物なんだな」と思わせる説得力があるからこそ、「戦場カメラマン」という肩書きが素直に受け入れられてきたのだと思います。

 その「戦場カメラマン」がなぜ、バラエティ番組に出演していたのか、そして今でも何本かのレギュラー番組を抱えているのか。

 私は渡部さんとお会いしたことも、その著書を読んだこともあるわけではありませんが、普通に考えても、自らの取材費用を安定的に得るためでしょうし、同時に、取材の成果を広く世間にアピールする手段でもあるでしょう。

 フリージャーナリストとしての活動は、誰の思惑にも左右されず、自ら設定したテーマに沿って取材し、その成果を公表して初めて成り立つものだと思います。

 その意味で、タレントとしてのメディア露出は、フリージャーナリストとしての活動を支えるまさに一石二鳥の手段であると言えます。

 渡部さんの公式サイト(yoichi-watanabe.com)によると、大学一年生の時に、アフリカの狩猟民族に興味を持ち、彼らに会うため何の予備知識もなしに渡航した渡部さんは、ヒッチハイクでジャングルの奥地に向かう途上、内戦を戦っていたルワンダの少年兵たちの銃撃を受け、銃床で嫌というほど打ちのめされた上、持ち物を全て奪われてしまいました。かろうじて命だけは助かり、這々の体で帰国しましたが、その事実を周囲に話しても信じてもらえず、一枚の写真さえあれば、との思いに駆られたそうです。ãã«ã¯ã³ãåæ¦ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

 それがきっかけとなり、日本では想像すらできないような現地の実情を伝えようと決意したのだそうですが、失禁するほどの恐怖を味わった現場に再び駆り立てられたこと自体、この仕事が渡部さんの天職であることの証左とも言えるでしょう。

 大学に在籍しながら、恐怖を味わったルワンダやザイール(現・コンゴ民主共和国)をはじめ、数々の紛争地域を飛び回り始めた渡部さんですが、能天気に現地の状況も把握しないまま観光気分で現地入りしたことが招いた深刻な結果を教訓として、二度と同じ過ちを繰り返さないよう周到な準備を整えて現地に向かったそうです。

 そんな渡部さんの信条は、「戦争報道とは生きて帰ること」。

 取材成果とともに生還し、それを自ら公表してこそ、ジャーナリストはその使命を果たしたと言えるということでしょう。命が第一、撮影は二の次ということです。

 そしてもう一つ心がけているのが、衝突する双方の意見をフラットに報道するため、取材対象と寝食をともにして密着取材を続けるというスタンスです。

 渡部さんは、取材対象の人々に敬意を払うことを忘れてはいません。だからこそ、世界中の紛争地域には、彼を温かく迎えてくれる友人がたくさんいますし、それだけ正確な情報も入手できるというわけでしょう。

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 また、米軍が展開している地域では、米軍に従軍しての取材をされているようですが、これは実に理に適っていると思います。何しろ、戦闘の当事者であり取材対象でもある米軍は、その戦闘力においても情報量においても圧倒的です。現地で何が起き、何が起きようとしているのかを把握しながら取材を続けるのに、これほど都合の良い寄宿先はありません。好き嫌いの問題ではないと思います。

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 紛争地域では、自分の頭も心もリセットして、目の前の事実をあるがままに受け入れ、合理的に判断する。そういうことなんだと思います。

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 誰だって戦争なんかない方がいいに決まっています。でも、現実の世界には戦争のない日など1日としてありません。それは何故なのか、そこを理解しない限り、いくら「戦争反対!」と叫ぼうが、どれほど署名活動しようが、戦争などなくなるはずがありません。だからこそ、公平に深掘りした取材と報道が必要なんだと思います。

 バイアスのかかった報道は、人々の目を真実から遠ざけることで戦争への理解を妨げ、結果として情緒的な世論を作り上げて現実的な解決を困難にしたりもします。

 結局、自分の考えや特定の思想というフィルターを通して取材するならば、それはジャーナリズムではなくプロパガンダということですね。渡部さんの言うフラットな報道とは、そこに陥らないようにする戒めなのでしょう。

 こうして、渡部陽一さんは、プロの「戦場カメラマン」としての基盤を粛々と築き上げて来られました。

 なかでも重要なのが、メディアへの露出を契機とした経済基盤の安定化です。著書も多数出されていますし、取材映像の単価も跳ね上がったことでしょう。

 家族を護りながらプロとして大きな仕事をしようと思えば、経済基盤の安定は不可欠な要素だと思います。そこに不安があれば、自らの取材方針を堅持することが難しくなるからです。魔が差すでは済まないようなことも起きかねません。

 その意味で、その人柄や信条も併せ、広く信頼を勝ち得ている渡部さんは、まさにプロとしての力量に溢れたジャーナリストだと思います。

 

 因みに、観光客気分だった渡部さんが襲撃されたルワンダの難民キャンプには、一時期陸上自衛隊PKOの部隊を派遣していました。その際のちょっといい話を紹介したブログの記事がありましたので、下にリンクを貼っておきます。興味のある方はお読みください。

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健闘したPKO派遣の自衛隊員へ、機長からのメッセージ | ゆるゆる倶楽部 まとめde Goo!

ダニエル・ビダル

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 皆さんは、ダニエル・ビダルさんを覚えていますか? あるいは、ダニエル・ビダルさんをご存知ですか?

 モロッコ生まれのフランス人である彼女は、あのシャルル・アズナブルに見出されて1969年に17歳で 歌手デビューしました。

 デビュー曲は、ロシア(当時はソ連)のポピュラーをカバーした「Aime ceux qui t'aiment(汝を愛する者たちを愛せ)」で、日本でも「天使のらくがき」として大ヒットし、日本語版も出されるほどの評判でした。

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 それがきっかけだったのでしょう、その後、日本での活動に軸足が置かれるようになりました。

 そして、カトリーヌという曲がヒットし、人気はうなぎのぼり。

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 そんな彼女の代表曲とも言えるのが「ピノキオ」です。

Monsieur, monsieur l'automne. Monsieur, monsieur l'automne(秋さん、秋さん)

Je suis un peu trisute (僕は少し悲しいんだ)

で始まるこの曲は、人間になりたいというピノキオの切ない思いを歌いあげます。

petit peteit petit petit pinocchio ♫ が耳に残ります。

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 こうして、次々とヒットを飛ばした彼女は、いつの間にか、まるで日本のアイドル歌手のような存在となり、日本での長期滞在が当たり前になっていました。

 当時まだ小学生だった私は、そんな彼女の芸能活動がどんなものであったか記憶にないのですが、サンスターの歯磨きのCMで「透き通ってるってほんとかな〜♫」と歌う日本語がとても上手なので驚いたことはよく覚えています。

 小柄でブロンドヘアと綺麗な青い目を持つ彼女は、フランス人形のようだとも評され、ちょっと舌足らずなハスキーっぽい声で、多くの日本人を魅きつけました。

 でも、彼女がヒットさせた曲のうち、誰もが知る曲といえば間違いなく「オー・シャンゼリゼ」でしょう。ちなみに「オー」は「Oh!」ではなく「Aux」という前置詞です(前置詞と言い切っていいのかな?)。Aux Champ.-Elysees は「シャンゼリゼには」と訳されています。そもそも、フランス語の曲名は「Les Champs-Elysees/シャンゼリゼ」です。

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 この素敵な曲は、本当に誰もが知っていますよね。

 それはいいのですが、私が何故突然ダニエル・ビダルさんのことを記事にしたのかをお話ししなければなりませんね(^。^)

 実は、私が中学生の頃、レコード店(今はCDショップでしょうか)で何気に商品を見ていた時に目にしたジャケットに釘付けになりました。

 これがそうです。美しい写真ですが、何と言ってもその目です。

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 この世に天使がいるとすれば、こんな目をしているはずだと思いました。

 もちろん、4曲入りのこのレコードを購入し、聴き込みました。収録曲は「太陽の恋人」「ピノキオ」「オー・シャンゼリゼ」「天理のらくがき」というプレミアム版でした。こうして、ダニエル・ビダルさんのファンになったのですが、プライベートでのいろいろ事情もあったのでしょう、数年もしないうちに活動の軸はフランスに移ってしまったようです。

 とはいえ、今でも時々ネットで検索しては彼女の歌を聴いたりしているのですが、昨日久しぶりに検索して見たところ、「ダニエル・ビダルIN岩下の新生姜ミュージアム」という動画がヒットしました。なんだこれ、と思って見て見たところ、今年の4月に来日、栃木県真岡市で開始されたイベントで「オー・シャンゼリゼ」を歌ってくれていたのでした。齢を重ねたとはいえ、昔と変わらない天使のようなオーラを纏っていることに、驚きと喜びを感じました。その動画です。

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 ちょっと感動しました。ちょっとじゃないか(≧∇≦)

 私の生涯で、誰かのファンになったのは、ダニエル・ビダルさんと三宅由佳莉さんだけです。出会い方は全く違いますが、突然いなづまに打たれたように出会ったのは全く同じです。

 そして、思います。ダニエル・ビダルさんが未だに多くの日本人に愛されているのと同じように、三宅由佳莉さんもまた、たくさんの人に愛され続けて欲しいと。そして、そうなるに違いないとも。

US-2

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 みなさんは、US-2(ユーエスツー)をご存知ですか?

 海上自衛隊第31航空群第71航空隊(岩国)に配備されている救難飛行艇です。名称が飛行艇ですからお分かりだとは思いますが、船の性格も持ち合わせており、海面を使って離着水できる航空機です。上の写真をご覧になれば分かる通りランディングギア(降着装置=脚とも言います)も装備しているため、通常の滑走路を使用しての離着陸も可能です。運用上、とても柔軟性のある航空機ですよね。

 因みに、飛行艇は、飛んでいる時は航空法その他の航空法規に従い、海面上にある時には海上衝突予防法その他の海上法規に従って運航されます。もっとも、船舶も航空機も似たところがあり、夜間に自分の体制を知らせるために点灯される航海灯(船舶)と航空灯(航空機)はともに、右舷(みぎげん)が緑、左舷(ひだりげん)が赤、船尾(機尾)が白となっています(注:みぎげん、ひだりげん、は海自での呼称です。うげん、さげん、という呼称法もありますので、海自式が一般的なのかどうかは分かりません。)。

  どんな感じで運用されているのか、動画でみてみましょう。この動画は、2分で概要を紹介しています。短いですけど、なるほど、と思える内容です。

www.youtube.com

 そして、こちらは30分の長い動画ですが、エンジン始動の手順なども含め、細かく収録されていますので、航空機好きにはこちらの方が良いかもしれません。

www.youtube.com

 一世代前のUS-1Aの時代も含め、日本からはるか遠い洋上で遭難したり、船内で急病になった人を数多く救ってきた救難飛行艇ですが、かなりの波やうねりがあっても着水できるところがすごいです。波高3メートルと言えば、水面に浮いている人からは水平線はおろか、近傍に着水したUS-2の姿さえ探せません。そんな海面にこの飛行艇は着水するんです。パイロットの高い技量も求められますが、何と言っても飛行艇としての抜群の性能があるからそんなことが可能なんですね。

 US-2の展示飛行を目の前でご覧になった方から「なんであんなにゆっくり飛べるの?」との驚きの声をよく聞きます。

 こんな大きな航空機が、やろうと思えば50ノットで飛べるんです。と言われてもピント来ないですよね。海上自衛隊の艦艇の中で最も足の速い「はやぶさ」型のミサイル艇が最大速力44ノットと言われていますから、US-2が航空機としていかにゆっくり飛べるかがお判りいただけるのではないかと思います。

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 50ノットを時速に換算すれば、92.5㎞ですから、高速道路を走っている車よりも遅いということです。「はやぶさ」より、こっちの方が分かりやすかったですね(≧∇≦)

 なぜそんなにゆっくり飛べるのかと言うと、US-2は(US-1Aも同じですが)BLC(境界層制御装置)を搭載しているからです。これはUS-2を製造している新明和工業が半世紀も前に開発した画期的な装置です。低速飛行をすると翼面に沿って流れている空気が剥離を始めます。そうすると揚力が作り出せなくなって航空機は失速してしまいます。BLCは主翼や尾翼の途中から強制的に空気を後方に吹き出すことにより、気流が翼面から剥離しないようにするのです。

 政府の武器輸出三原則見直しにより、現在、インドなど海外からの引き合いも少なくない航空機でもあります。

 このように、US-2は、まさに世界に誇れる国産の救難飛行艇で、新明和工業という老舗の飛行艇メーカーが開発したまさに名機です。老舗のと言っても、他に飛行艇を作れるメーカーはありません。だったら安泰?いえいえそんなことはないんです。

 US-2は、US-1A救難飛行艇の後継機ではありますが、当然に後継機として開発された訳ではないんです。そこには、新明和の救難飛行艇メーカーとしてのプライドと心意気の物語がありました。ビッグコミック増刊号(年5回発行)にゆっくり連載中の、月島冬二さんの漫画「US-2 救難飛行艇開発物語」がその開発秘話を追っています。

 今年4月に、第1話〜第5話を収めた単行本が発売されました。第1話だけは試し読みができますので、下のリンクから飛んで、読んでみてください。面白いです。日本の防衛産業は、こういう心意気が支えているんだなと思えます。

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コミックドライブ起動「US-2 救難飛行艇開発物語 1巻」

 さて、US-2に親近感を抱いていただけたでしょうか?

 でも、ご自宅にUS-2をお持ちの方は滅多にいらっしゃらないと思います。

 実は、昨日の午前中、私の自宅にUS-2が届きました。日本郵政の配達担当の方が持ってきてくれたんです。

 これです。どうですか、実機のようでしょう?

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 このブログによくコメントを寄せてくださるTAK-CHANさんが、丹精込めて製作し、私に贈ってくださったのです。プラモデルなのですが、細かいところまで精巧に再現されていますし、塗装が緻密に仕上がっています。垂直尾翼上からコックピット後ろまでの空中線(アンテナ)まで自作してくださいました。モデラーにとって、丹精込めた作品は我が子のようなもの。それを贈ってくださったことに、感謝の言葉もございません。TAK-CHANさん、本当にありがとうございます。

 普段はこのようにクリアケースの中に格納して展示します。

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 日本が世界に誇る、この美しい機体が、目の前にあるのはとても幸せなことです。

 思わず記事にしたくなり、US-2そのものから稿を起こしてみました。

 なお、このキットの製作過程は、TAK-CHANさんのブログに掲載されていますので、ぜひ下のリンクから訪ねてみてください。他の趣味である天体観測や剣道のことなども載ってますよ。

ブログ - etcpri0456 ページ!

 

 

自衛隊音楽まつり2018のチケット

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 昨年も同じタイトルで記事を書きました。

retcapt1501.hatenablog.com

 本当に人気が高く、なかなか当選しない自衛隊音楽まつりのチケットですが、応募された皆さま、今年はどうでしたか?

 音楽まつり自体の前に、チケットまつりが展開されている感がありますが、あれだけの充実した内容であれば、何としても観に行きたいと思うのも当然ですよね。

 昨年の記事でも紹介しましたが、ネット上では音楽まつりのチケットが高値で取引されています。「営利目的での使用」が明文で「禁止」されていますので、そのような形で入手したチケットは「無効」です。

 と、声を大にしたところで、転売はなくならないでしょう。

 「どんな手段を使ってでも観たい」という需要がある限り、チケットは「商品価値」があるからです。

 結局、ファンの自制心が問われている問題なのですが、そうまでして観たいという人気の沸騰は、ある意味ありがたいことでもあり、二分割思考で切り捨てられるほど簡単な問題ではないのかもしれません。私は絶対に買いませんけど。

 さて、そんな自衛隊音楽まつり、今年のテーマは「チャレンジ」です。

 このテーマが選定された背景は知る由もありませんが、陸海空自衛隊を取り巻く情勢を見れば、それぞれが新たな局面を迎えていることがわかります。

 陸上自衛隊は、本年3月、「陸上総隊」を創設し、海上自衛隊自衛艦隊、航空自衛隊の航空総隊と同様、全軍を一元指揮できる体制が整いました(常時指揮ではなく、防衛大臣の命により、各方面隊を隷下に編入して指揮する仕組みが整ったということで、海上自衛隊と似た体制です。)。また、日本版海兵隊とも呼ばれる「水陸機動団」を新編し、戦力化を進めています。

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 更に、昨年12月に導入が閣議決定されたイージス・アショア(陸上配備型イージスシステム)も陸上自衛隊が運用することになります。

 海へ、宇宙へと、その作戦領域が飛躍的に拡大しつつある陸上自衛隊は、まさにチャレンジの真っ只中にあると言えるでしょう。

 航空自衛隊はというと、今年1月、最新鋭のステルス戦闘機F-35Aライトニングの三沢基地への配備が始まり、現在戦力化が進められています。今月行われた自衛隊中央観閲式の祝賀飛行で初めてその勇姿を披露しましたね。ベトナム戦争時代の主力戦闘機だった老兵、F-4EJファントムと逐次置き換えられていきます。

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 それ自体も新たなチャレンジに違いありませんが、もっと大きな課題もあります。

 現在の主力戦闘機F-15Jの後継となる次期主力戦闘機の導入方針の決定が現在大詰めを迎えているのです。今後数十年にわたり我が国の防空を担う主力戦闘機はどうなるのか、まさに大きなチャレンジだと言えますね。

 

 では、海上自衛隊はどうなのでしょう。装備面では、新鋭哨戒機P-1の配備が進められ、哨戒能力の向上が図られていますし、先だってはリチウムイオンバッテリーを世界で初めて搭載した通常型潜水艦「おうりゅう」が進水しました。

 運用面では、積極平和主義の旗印の下、安倍政権が推進する「自由で開かれたインド太平洋戦略」を具体的に裏付ける行動として、8月26日〜10月30日の2ヶ月にわたり、空母型の最新鋭護衛艦「かが」による長期滞洋訓練が展開されています。フィリピン、インドネシアスリランカ、インドに寄港し、それぞれの海軍との共同訓練を実施しました。今月18日には最後の寄港地であるシンガポールに寄港し、同地で開催されていたASEAN拡大国防相会議の出席者らを招いた艦上レセプションを主催して、同会議に華を添えるとともに、絶大なるプレゼンスを示しました。

 同訓練は、昨年、同型護衛艦「いずも」によって行われましたし、来年以降も続けられることになっています。

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シンガポールに寄港中の護衛艦「かが」)

 もちろん、海洋進出を進める中国に対抗して、我が国の生命線である海上交通路の自由な使用を確保していくための、まさに海軍力によるチャレンジです。海軍によるチャレンジについては、以前記事を書きました。

 

retcapt1501.hatenablog.com

 海上自衛隊もまた、大いなるチャレンジを遂行中というわけです。

 このように、陸海空自衛隊がいずれも歴史的な転機を迎え、それぞれ与えられた大きな課題に挑んでいる今だからこそ、音楽まつりのテーマも「チャレンジ」と設定されたのではないかと考えます。

 そして、その内容もまた、私たちをあっと言わせるようなチャレンジングなものになるのではないかと期待が膨らみますね。

 ちなみに、昨年は残念ながら落選組だった私も、今回は幸運にも二日目の第3回公演のチケットを得ることができました。これまで、防衛大学校の儀仗隊員として出演したり、カウンターパートの米軍スタッフを接遇するため、公務で会場入りしたことはありますが、プライベートでは初めて音楽まつりを観る機会となります。

 撮影自由の音楽まつり、どんなレポートができるのか、今から楽しみです。

東郷の杜音楽祭・スピンオフ② 制服にまつわるトピック

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  先日行われた「東郷の杜音楽祭2018」は、すでに報告したとおり、とても素晴らしい内容でした。

 今回の演奏会で、気づいたことがあります。

 それは、三宅由佳莉さんの左袖口に逢着された「精勤賞」が1線増えていることです。この短い動画を見るとよくわかるのですが、精勤賞が3線になっています。

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 おや?埋め込み動画なので見えにくいですね(≧∀≦)

 では写真で見てみましょう(最初からそうしろ!)。赤丸のところです。

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 精勤賞は、階級章とは違います。詳しくは、下の記事をお読み下さい。

retcapt1501.hatenablog.com

 この記事に掲載した写真で見ると、精勤賞は2線ですよね。どうでしょう、1線増えただけで、グッと重みが違う感じがしませんか?

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 さらに1線増えると…下の写真は、岩田有可里さんの演奏姿ですが、精勤賞は4線入っています。階級章は同じでも風格を感じさせますね。

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 さらに1線増えると…5本、でしょうか?

 東郷の杜音楽祭における川上良司さんの左袖をみてみましょう。

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 なんだ、3線か、三宅さんと同じなの? と思われましたでしょうか(^ ^)

 3本は間違いありませんが、3線ではないんです。

 下の写真は今年のニコ超に出演中の藤沼直樹さんです、左袖口の精勤賞は、太いの1本+2線です。なんとなくわかりますよね、太いの1本は5線分なんです。

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 つまり、川上さんは15線、流石にすごいな。

 精勤賞は、第3種夏制服(開衿半袖)には逢着しません(できない)し、音楽隊の演奏服にも逢着しません。また、長袖の第1種夏制服(上の写真)は、隊内での儀式等、着用機会が限られていますので、夏の間に精勤賞が1線増えても、我々部外者にはまずわかりません。今回のように冬制服になって、初めて「あぁ、1線増えたんだな」と気づく訳です。

 東郷の杜音楽祭では、演奏服ではなく、今回のような通常の制服の左肩に飾緒(モール)を装着した簡易演奏服姿での演奏が行われているようですので、そのような制服の変化などを見ながら、海上自衛隊の服制を理解する良い機会かもしれません。

小月スウェルフェスタ2018詳報

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 昨日、速報版を書きましたが、モンスターさんから、佐世保音楽隊の演奏会の詳報を頂きました。また、「はとぽっぽ」さんからも補足情報を頂きました。ありがとうございます。ところで、今回斎藤さんはおいでにならなかったのでしょうか、何となく気になります(^ ^)

 演奏会の詳報に先立ち、やはりスウェルフェスタに出向かれた「ぎわ」さんの熱いコメントを、そのまま掲載します。

私も直前にイベントの存在を知り、思い立って神戸より足を伸ばしました。
演奏会のご報告は差し出がましいのでご遠慮いたしますが、優雅な編隊飛行やヘリコプターの神技ホバリング、訓練から命がけの消火訓練展示も見れて、一日中楽しめ、また勉強になりました。
音楽隊員の方をはじめ、隊員の皆さんいずれも日本国の強靭さを示す表現者であったこと、またそれに続かんとする若い学生さんの姿を拝見し、自分も頑張らねばと思った次第です。
だいたいのイベントが概ね5分前倒しで始まっていて、これが例の海自仕様か、と思いました。

資料館で黄色い練習機と、歴代の卒業生の卒業写真も拝見いたしました。

 やっぱり、前倒しで進められていたようです。海上自衛隊ですね(╹◡╹)

 「ぎわ」さんが仰った優雅な編隊飛行とは、201教空の教官によるアクロバットチーム「ホワイト・アロウズ」の曲技飛行です。これまでも各種イベントで飛行展示を行ってきましたが、「ホワイト・アロウズ」というチーム名での演技は今回が初めとのことです。

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www.youtube.com

 そして、小月教育航空隊の航空学生によるドリル展示です。元々は防衛大学校儀仗隊の流れを組む演技ですが、趣が異なりますよね。防衛大学校と違い、2年間で「卒業」し、201教空に配属替えとなりますので、技を極めるには厳しい条件ですが、何をやらしてもソツなくこなす航空学生、大したものです。

www.youtube.com

 その他のイベントについては、動画等が上がっていないので、「ぎわ」さんのレポートから「想像」してみてください(╹◡╹)

※この記事に寄せられた「ぎわ」さんのトップコメントに、さらに詳しい情報が書かれています。記事内コメントなので、文中に引用はしませんが、是非コメントを読んでみてください。面白いイベントが目白押しです。

 さて、演奏会の詳報です。

 「モンスター」さんのレポートを軸に組んで行きたいと思います。青色の字がモンスターさんのレポートです。

なるべく良い席で鑑賞したいのと、もしかしたらリハーサルが見れるかもという期待で早く会場に行きたいと思っておりましたが、会場(基地内体育館)に着いたのは9:15頃でした。ちなみに、開場は10:00。公演は10:30から。リハーサルの公開はなしということでした(残念!)。

 既に100人位の人が並んでおり、開場を待ち並んでいると、中からリハーサルの音が漏れてきました。間違いなく三宅さんの歌声です。期待が高まってきます。
そんな中、開場15分位前(9:45)頃、佐世保音楽隊が会場入り。
『あれ、三宅さん誰とリハーサルしてたの』と思いつつ開場の時刻となり会場入り。
席は、左側の前から7番目。まあまあいい席が確保出来ました。
ちなみに写真や映像の撮影はNGでした。

 「ゆきかぜ」さんのコメントにもありましたが、ホールでもないのに撮影NGだったんですね。昨年の長府高校の演奏の動画はYouTubeに上がっているんですが…

 おそらくですけど、高校生の姿が動画投稿サイトなどに上がるのを懸念した措置ではないかと思われます。

10:30になり公演開始です。まず最初は長府高校の吹奏楽部の演奏からです。

 昨年の動画です。

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演奏が進み遂に三宅さんの登場です。
長府高校の演奏で、『オペラ座の怪人メドレー』でした。
(これのリハーサルをしていたのですね。)
 ここで出てくるとは思っていなかったのでびっくりしましたが、まさに三宅さんの得意分野、圧巻のステージでした。

 高校生の演奏による「オペラ座の怪人メドレー」も是非聴いてみたいですし、それに合わせた三宅由佳莉さんの歌も素晴らしかったでしょうね(´-`).。oO

 因みに、「はとぽっぽ」さんによると、「Angel of Music」はメドレーに含まれていなかったようです。残念(≧∇≦)

ここで、長府高校の演奏は終了し佐世保音楽隊の演奏になりますが、準備時間の間に司会者、三宅さん、高校生3人が登場。
高校生から三宅さんに質問タイムがありました。
ここの方々は既に知っている事かと思いますが、
① 歌手として、普段から気にかけていることは?
  →一期一会を大切に、心を込めて歌ってます。
自衛隊の音楽隊に入ったきっかけは?
  →大学生の時に先生に進められて。
③いつ頃から音楽を始めました?
  →小学生の時に合唱団に入団してから。
④学生の頃の部活は?
  →中学バスケ、高校ダンス、大学空手。
 最後に司会者から高校生に質問。
「将来の夢は?」
自衛隊の音楽隊。
②指揮者
③保育士
 場を読んだのかもしれませんが、①の様な回答は三宅さんを始め関係者一同嬉しい回答ですね。何年後に「あの演奏がきっかけで入隊しました」って隊員が出て来るかもしれません。

 こういう企画は、東京音楽隊の演奏会ではあり得ません。やはり、ゲストとして出演しているからこそ成り立つんでしょうね。

質問タイムが終わり、佐世保音楽隊の演奏が始まります。
1曲目『空のエース』

 速報板でもご紹介したとおり、この曲は、昨年度の中部日本吹奏楽コンクール課題曲です。長府高校吹奏楽部や、会場に大勢いらっしゃるはずの父兄のみなさんには馴染みの曲でしょうから、この曲をコンサートマーチとして選んだ佐世保音楽隊の配慮が光ります。

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2曲目『長寿番組メドレー』

 キューピー3分クッキングから始まり、笑点サザエさん、笑っていいとも等、長寿番組20曲を一気に演奏します。」「はとぽっぽ」さんによると、このほか「渡る世間に、水戸黄門徹子の部屋よしもと新喜劇、アタック25、ミュージックステーションなど、様々なジャンルの曲が登場したようです。

 速報版の段階で、どんな番組が選ばれたのか興味津津でしたが、まさかの「キュービー3分クッキング」からのスタートには笑いました。確かに長寿番組ですよね(°▽°)

※「ぎわ」さんからの情報提供で、横須賀音楽隊による「ご長寿番組メドレー」の動画が見つかりましたので、貼っておきます。とても楽しいです。

※なお、「はとぽっぽ」さんから、この楽曲の楽譜に関する情報をいただきました。メドレーナンバーは次の通りです。この楽譜よく見つけましたね∑(゚Д゚)

・キューピー3分クッキング(日本テレビ系)
・世界・ふしぎ発見!(TBS系)
水戸黄門(TBS系)
くいしん坊!万才(フジテレビ系)
・ミュージック・ステーション(テレビ朝日系)
世界の車窓からテレビ朝日系)
鶴瓶の家族に乾杯NHK
徹子の部屋テレビ朝日系)
渡る世間は鬼ばかり(TBS系)
ミュージックフェア(フジテレビ系)
・小さな旅(NHK
よしもと新喜劇毎日放送
・笑っていいとも(フジテレビ系)
きょうの料理NHK
・パネルクイズアタック25(朝日放送
ライオンのごきげんよう(フジテレビ系)
笑点日本テレビ系)
サザエさん(フジテレビ系)
・バラエティ生活笑百科NHK
NHKのど自慢NHK

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3曲目、映画『ひまわり』
 メインテーマですね。多分。
 この曲は、東京音楽隊にもいたことがある宮越さんのアルトサックスが中心の演奏で素敵な演奏でした。

 アルトサックスでの演奏、素敵でしょうね♪( ´▽`)

 サックス演奏の動画が見つからなかったので、映画のサウンドトラックで…

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ここで司会者が登場。
自衛隊が隊員募集していること日本だけじゃなく世界の平和のため頑張っていること』をPRして

4曲目『瑠璃色の地球
 松田聖子さんが歌った曲で、三宅さんの歌も素晴らしかったのですが、
 『なんでこの歌?』と思ったのでちょっと調べてみました。
 そしたら最近、広瀬すずさんがアニメの挿入歌として歌っていたのですね。
 また、歌のテーマも『世界平和』だし、歌詞の中に『海』、『船』等が出てくるので、海上自衛隊にはあっているのかもしれません。

 なるほど、そういう背景があってこの曲だったんですね、納得です。それにしても、三宅由佳莉さんが松田聖子さんの歌を歌われるとは思いつきませんでした。松田聖子さんは、プライベートでは色々ありましたけど、そんなこととは全く切り離された独自の歌の世界をしっかりと作り上げた方だと思います。その松田聖子さんの曲を、三宅由佳莉さんが、どんな風に歌われたのか、本当に聴いてみたい一曲ですね。

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5曲目『情熱大陸
 曲のテンポもよくソロパートがたくさんあるので、曲に合わせた拍手とソロが終わって後の拍手とで会場が盛り上ります。また、曲が終わった後、指揮者から演奏者の紹介があり最後の曲としてはいい曲だと思います。

 なるほど、ソロ演奏で盛り上げたんですね。あまりに有名で、曲に対するみなさんのイメージが出来上がっちゃってるので、どんな風にアレンジしたのか興味津々でしたが、結構吹奏楽での演奏が行われているようです。盛り上がったでしょうね(╹◡╹)

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アンコール
 1曲目『ハナミズキ
  三宅さんの『ハナミズキ』、まだ聞いた事が無かったので聞けて良かったです。

 いや、いい選曲ですよね。私も、先日の水曜コンサートで初めて生で聴かせていただきましたが、素晴らしいの一言でした。今回は私のスマホ動画ではなく、いつも素晴らしい映像を提供してくださる「h1way2012」さんのとびきりを。

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2曲目『行進曲軍艦』

 昨日と同じ動画です。地本音楽隊は、東京音楽隊に比べて人数が少ないのですが、迫力の演奏です。

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演奏が終わり、隊長さんが三宅さんを呼び一緒に最後の挨拶をして、舞台裏へ。
司会者が出てきて、『最後に佐世保音楽隊と三宅さんに盛大な拍手を!』と呼びかけ、観客も拍手で答えていると、再度、隊長さんと三宅さんが出てきて本当に最後の挨拶をして演奏会終了となりました。

 終演後も続く興奮が伝わってくるようですね。

 「モンスター」さん、渾身のレポートありがとうございました。おかげさまで、小月まではとても足を伸ばせない皆さんが、この演奏会の様子を知ることができました。

 「はとぽっぽ」さんの補足レポートにも助けられました。ありがとうございます。

 そして、「ぎわ」さんの、イベント全般に関するレポートで、スウェルフェスタがどんなイベントなのかを知ることができました。ありがとうございます。

 因みに、「ぎわ」さんが資料館でご覧になったという「黄色い練習機」とは、現在飛行学生の操縦訓練に使用されている「白い」T5(ティー・ファイブ)の一世代前の練習機「KM-2」(ケーエムツー)のことです。モンスターさんも資料館でご覧になり、コクピットにも座ってみたそうです。

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 コールサインは「イエロー」に機番号の下二桁をつけて、写真の機体なら「イエロー・ナインフォー」でした。現在のT5は「ホワイト」なのかな?