あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

赤れんがパークでの演奏会…スピンオフ②

 随分日にちが経ってしまいましたが、今月5日(土)、6日(日)に行われた、東京音楽隊の演奏会のスピンオフ記事②となります。

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 当初、赤れんがパークの演奏会は両日聴きに行く予定でしたが、初日のあまりの日差しにやられた私は、すっかりダウンしてしまい、上の記事を書き上げるのがやっとでした。

 他方、土日にわたり、横須賀と横浜を股に掛け、演奏会やその他のイベントを堪能して来られたのが「モンスター」さんや「潜水士」さんなど、大変元気な面々でした。

 そして、写真や動画をたくさん提供してくださったのですが、私の処理能力が追いつかず、こんなに遅くなってしまったと言うわけです。

 今回は、赤レンガパークでの演奏会に先立ち、東京音楽隊の皆さんが楽器運搬車から器材を荷下ろしする様子について、提供して頂いた写真や情報を基に書いてみたいと思います。なお、文章がまどろっこしくなるので、どなたが提供してくださったものかについては逐一記載しませんので、ご容赦ください。なお、ブログへの掲載許可は頂いています。

 既に別記事でも書きましたが、東京音楽隊の楽器運搬車は、この3月に更新されました。現在のカーゴボックスは、あのグラフィックペイントが施されていない真っ白な状態ですが、サイズ的には前の車両と同じようです(4トンかな?)。下の写真は、昨年の小田原公演の際に撮影した、更新前の楽器運搬車ですが、結構な奥行きがあり相当量の楽器が収納できそうです。この写真を撮影したのは、演奏会が終わった後ですので、会場からの楽器の運搬と積み込みの段取りを、川上良司さんが無線で調整しながら進めておられました。

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 今回の赤レンガパークでの演奏会に先立つ機材降ろしはどうだったのでしょう。

 どうやら全般の統制はピアニストの太田紗和子さんが執られていたようです。

 普段目にすることのない軍手姿だったので、「軍手されてる姿はレアなので写真撮らせてください」とお願いしたところ「え?軍手ですか?」と、わざわざ軍手が見やすいようにしてくださったそうです。いやいや、主役は軍手じゃないですから(^ ^)

 名ピアニストなのに、軍手をはめて作業指揮に当たるだけでもなんか凄いことだなと思うのに、このサービス精神にはやられますね。いつもちょっとはにかんだ笑顔の太田さん、とても素敵な写真になりました。

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 そして、岩田ファン向けのサービスショットです。目を瞑っちゃってるのはご愛嬌ですが、この笑顔には本当に癒されますし、元気が出ますね。

 荷下ろし作業では、無線を片手にテキパキと指示を出し、レポーター氏曰く「かっこよかったです」…そりゃー見てみたかったな、早く行かない私が悪い(≧∀≦)

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 ところで、太田さんにしろ岩田さんにしろ、以前よりもお顔がシャープになっている気がしませんか? 激務で痩せちゃったのではないかと、ちょっと心配です。しっかり食べてくださいね。

 下の写真は、無線機で連絡を取りながら指示出しをしている岩田有可里さんです。 中央に写っているのは、ボーカリストの中川麻梨子さんですよね。中川さんもちょっと痩せちゃった感じがします。みんな痩せてく、どんだけハードんでしょう…

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 そして、楽器運搬車の上には終始、トランペット奏者である谷口愛奈さんの姿があり、一生懸命重い器材の搬出に汗を流しておられたそうです。ステージ上での愛らしい演奏姿とは対極の荒事ですが、オフ・ステージでのこういう作業もセットで音楽隊員なんですね。野外での演奏会は、舞台裏での皆さんの様子を垣間見ることのできる貴重な機会でもあります。

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 レポーターの皆さんは、私がブログでよく取り上げる方々を中心に写真や情報を提供して下さったのですが、もちろん全ての音楽隊員が協力しあって作業を進めていたことは言うまでもありません。それぞれが、自分の役割を全うする姿が素晴らしく、そんな皆さんの真摯な様子がとても印象深かったそうです。

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 こちらは、影の東京音楽隊員「ウリ坊」です。なんでも、演奏会の時にはいつでも東京音楽隊と行動を共にしていると、横野さんが教えて下さったそうです。

 亥年生まれの私としては、東京音楽隊のマスコットがイノシシだなんて、嬉しい限りです(╹◡╹)

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 実は、以前にもこの「ウリ坊」の写真がこのブログに掲載されたことがあるのです。それは、今年の5月に水交会の研修で東京音楽隊にお邪魔した際に撮影した奏楽堂の鳥瞰写真です。私は全く気づいていなかったのですが、「いかづち」さんから、「ウリ坊」がいるとのご指摘を受け、「どこ見てんねん∑(゚Д゚)」と、呆れるほど感心したのを思い出しました。

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 さて、最後に樋口隊長のエピソードを一つ。

 私が行けなかった二日目の演奏会でのことです。かんかん照りだった前日とは打って変わって、開演準備を進める間雨模様だったようです。開演1時間前になっても雨は降り続き、隊員の皆さんが、どうなるんだろうと気を揉むさなか、樋口隊長から「心配ない、まだ1時間ある!」との力強い言葉があったそうです。そして、なんと開演時間には、雨はすっかり上がっていたというのですから、スーパー晴れ男の面目躍如たるものがありますね。もちろん、天候が回復基調にあることは把握されていたのだと思いますが、部下が抱える不安を、端的な力強い言葉で払拭し、皆の意識を任務に集中させる、これこそまさに統率力のなせる技でしょう。

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 樋口さんは、素晴らしい指揮者であると同時に、素晴らしい指揮官でもあるということだと思います。あ、素晴らしいパーカッショニストと呼ばれた方が、きっと嬉しいに違いないですけど(╹◡╹)

練習艦隊の帰国行事

 本年5月21日(火)、我が練習艦隊が嵐の中の鹿島立ちをして以来、ちょうど5ヶ月が過ぎました。艦隊は、横須賀へ向け北上中です。

 そして、24日の1030〜1100、横須賀地方総監部脇の逸見岸壁において、同艦隊の帰国行事が予定されていますが、天候はあまり良さそうではありません。

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 出国の際には、嵐の中、岸壁で見送ったこともあり、帰国行事も天候にかかわらず出席しようと思っていましたので、職場には早々に休暇届を提出し、準備万端整えておりました。

 早い段階で、水交会横須賀支部の皆さんには参加者を募るお知らせが届き、今日、10月21日が締め切りとされているそうです。

 ところが、私が所属する湘南支部からは、待てど暮らせど案内のメールが届きません。ひょっとして、誤ってメールを削除した可能性もあることから、先週の金曜日に湘南支部に問い合わせたところ、「未だ連絡が来ていない。連絡が来次第、改めて会員にはメールで知らせる」とのことでしたが、本日に至るも連絡はありません。

「どういうことなんでしょう」と同じ湘南支部の大先輩に伺ってみたところ、家族会と横須賀支部には連絡が来ているが、湘南支部には確かに来ていないとのこと。そして、「おそらく、台風被害への対応で艦艇を派遣していることもあり、規模を縮小して静かに迎えるという意図ではないか」とのことでした。

 あーなるほど、それなら何をか言わんや納得です。

 26日に予定されていた下総の航空基地祭も取りやめとなりましたし、今は、災害救援に集中しようと言うことでしょう。

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https://www.mod.go.jp/msdf/simohusa/

 この5ヶ月間、ずっとフォローして来た練習艦隊が帰国する様子をこの目で見たいのは山々ですし、解散前の練習艦隊音楽隊の皆さんの姿を拝見し、大きく成長されたであろう三宅由佳莉さんを撮影する機会があるかもしれないとの期待もありましたので、残念なことは確かですが、連絡が来ないのであれば、それは海自の意図ですので、四の五の言わずそれに従うまでです。

 当日が雨天の場合、帰国行事はどのような段取りになるのかな…実習幹部や乗員代表が、行進曲「軍艦」に歩調を合せて舷梯を降りてくる場面が、一つの見せ場ですから、小雨程度なら岸壁で行うのではないかと思いますが、出国時のような嵐だと、当然屋内開催となるでしょう。

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 何れにしても、歴戦の撮影部隊が必ず動画を撮影してアップしてくれるはずですので、今回はそれに期待したいと思います。

 また、このブログをお読み頂いている方で、帰国行事に参加される方がいらっしゃいましたら、コメント欄へのレポートなどいただけると幸甚です。

天覧公演

 後存知の方もおられると思いますが、私は、このブログに埋め込む動画を供給するために、YouTubeのチャンネルも運営しています。

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 そのチャンネルに今年の6月30日にアップしたのが「練習艦隊、皇太子殿下への『頭右!』」という動画です。2008年6月、日本人のブラジル移民100周年記念式典に合わせてサンパウロを訪問した我が練習艦隊が、日伯交流年の名誉総裁として式典に臨まれた皇太子殿下(今上陛下のことです)を壇上に仰ぎ見ながら観閲行進を行なった様子を録画したものです。

 このブログを初めて間もないころ、YouTubeにアップされていたこの動画を、ある記事に埋めていたのですが、いつの間にかその動画が削除されてしまいました。大変残念に思っていたところ、このブログを読んでくださっている「野猿」さんが「SakuraSo TV」で紹介されていることを教えて下さいました。この動画だけは二度と失いたくないとの思いから、練習艦隊が提供した動画の部分だけを取り出してアレンジし、自分のチャンネルで公開することにより、再び記事に埋め込むことができました。チャンネルで公開しない限り、埋め込んでもご覧になっていただくことはできないのです。

www.youtube.com

 そして、この失われていた動画の復活を、このブログをお読みの皆様にも知っていただきたく、関連記事も書きました。

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 貴重な動画も保全できましたし、皆様にもお知らせすることができ、”一件落着”となっていたのですが、先週あたりから急に、この動画へのコメントが相次ぐようになりました。

 チャンネル内で最もアクセス数の多い動画でさえ、ポツリポツリとしかコメントが入らない中、次々とコメントが入るのは、明らかに「異常事態」です。

 気になったので、この動画をアナリティクスで確認してみたところ、下のチャートのように突然視聴回数が激増していることがわかりました。

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 原因が何なのかはわかりませんが、どこか有力なサイトが紹介してくださっているのかも知れません。おそらくですが、今上陛下の即位式を間近に控え、全般的に関連動画への関心が高まっている流れの一環ではないかと思います。

 私のチャンネルは、あくまでブログに動画を供給するためのサイトですし、私は、動画から収益を得る、いわゆるYouTuberではありませんので、視聴回数が増えようが私自身には何の影響もありません。ただ、海自、音楽隊、三宅由佳莉さんにフォーカスした動画ばかりが並ぶ私のチャンネルに関心が寄せられるのは海自OBとして、また音楽隊、三宅由佳莉さんのファンとして喜ばしいことだとは思っています。

 海自OBとして、と言うよりは自衛官OBとして、私は、自衛隊の部隊が皇族、それも皇太子殿下に対し観閲行進で敬礼することができたことを大変な栄誉だと思っています。でも今回、次々寄せられるコメントの内容を見て、自衛隊関係者以外の皆様が同じように「自衛隊の部隊が皇太子殿下に敬礼できてよかった」と感じてくださっていることを知り、本当に感動しました。

 私が若い頃には、多くの国民にとって「よくわからんけど、どこか他所の存在」だった自衛隊が、長い時を経て、ようやく「私たちのもの」と認識されつつあるように感じられたからです。

 私は、国内において、天皇陛下を観閲台に戴いての観閲式など実現するはずはないと思っていましたが、国民の間に「私たちの自衛隊」という認識が広く定着した暁には、そのような栄誉を受ける機会もあり得ないことではないのではないかと思えてきました。

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 いきなり観閲式はハードルが高いのかもしれませんが、例えば「自衛隊音楽まつり」はどうでしょう。「天覧公演」が実現したなら素晴らしいことこの上もないことですし、それが自衛官の士気をどれほど高揚させるのか、想像もつかないくらいです。まぁ、いろんな意味でそう簡単ではないと思いますが、そのような機会が訪れることを、一つの夢として願わずにはいられません。

 

三宅由佳莉さんの、ワイルドショット

 我が練習艦隊は、最後の寄港地であるグアムを後にし、現在祖国日本を目指して西太平洋を北上中です。

 練習艦隊の公式ページに公開されている画像は、随分長い間、オーストラリアに入港した9月13日で止まっていましたが、このほど一気に10月10日分まで公開されました。

 「かしま」と「いなづま」の飛行甲板に人文字で「令和」「元年」を作った写真などもありました。ラバウルからパラオに向かう途上の空撮ですが、なかなかよく出来てますね。

 

 さて、そんなたくさんの写真の中で、やはり皆さんが気になるのは、練習艦隊音楽隊や三宅由佳莉さんの演奏姿ではないでしょうか。

 ラバウルに入港中の、9月27日に行われた野外コンサートの様子を伝える写真が何枚か公開されていましたので紹介したいと思います。

 

 ステージの背景が南洋樹林って、なんか素敵じゃないですか? 屋内演奏会ももちろんいいのですが、こういう開放感あふれるステージでの演奏も聴いてみたいです。 

 

 公園の中に設えられたステージのようです。ステージ上部には「THE CocaCola 2019 KOKOPO SHOW」のタイトルサインが見えます。KOKOPOとは、ラバウルからその機能が移された東ニューブリテン州の新しい州都の名前です。どうやら毎年7月にココポやラバウルでは「ココポフェスティバル」というイベントが行われているようですので、それがまだ残っているのかも知れません。

 ステージ上には練習艦隊音楽隊の皆さんがいますね、中央付近にこちら向きに立っているのは三宅由佳莉さんです。何を歌っているのでしょうか。

 

 サックスソロ、南国の緑の中でどんな調べが奏でられているのでしょう、是非音を聴いてみたいですね。サックス奏者の方のお名前は存じ上げませんが、弾けるような笑顔が印象的です。後方には東京音楽隊トロンボーン奏者である沢田勝俊さんの姿が見えます。

 

 そしてこの写真、見た瞬間「カッコいい!」と思ってしまいました。

 周囲の風景もワイルドですが、右手の人差し指を天に向けて、吠えるように歌う三宅由佳莉さんの姿は、まさにワイルドで、国内のステージでは見せたことのない雰囲気を纏っているような気がしますね。

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 動画がアップされると嬉しいのですが、とりあえずは、公式ページの写真で、この演奏会の雰囲気を少しだけ味わってみました。

三宅由佳莉さんの遠洋練習航海(最終レグ)

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 我が練習艦隊は、環太平洋行動における全ての訪問日程を終え、本朝(2019年10月18日(金))、グアムのアプラ港を出港し、横須賀に向けた最終レグに入ったものと思われます。

 グアム滞在中の練習艦隊音楽隊の動画や写真を探していますが、未だ見つかっていません。アウトレットモールのフードコートで開催されたランチタイムコンサートが、どんな感じだったのか気になりますね。

 最終レグの航程は約1400マイルですので、SOAを12ノットで切れば約5日、10月23日には横須賀港外の検疫錨地に投錨し、通関手続き等、入国に必要な諸手続きを行いつつ最後の化粧直しを施して、24日の入港に備えることになります。

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 通関手続きと言いましたが、練習艦隊に所属している隊員には公用旅券は発行されていません。もちろん公務ですから私用のパスポートも使っていません。

 軍艦が訪問国の同意を得て入国する際には、乗員個々の入国審査そのものが不要ですので、旅券は必要ないのです。とは言え、上陸中に自分の身分を問われた場合に備え、臨時のIDカードが配布されます。これがどのような位置付けなのかよく覚えていないのですが、私が遠洋航海に参加した際に配布されたIDカードは「こんな子供騙しのような紙切れに何か効力があるのか?」と思えるようなものでした。今も同じようにIDカードが配布されていると思いますが、少しはそれらしいカードになっているのではないでしょうか、わかりませんけど。

 そのようなわけで、帰国に際しても当然入国審査はありませんが、税務当局による税関検査は行われます。尤も、原則として書類検査だけですので、よほどのことがない限り、実地検査が行われることはありません。海上自衛隊の部隊に対する信頼というものが背景にはあるのでしょう。

 それはさておき、横須賀に入港し、帰国行事が終わると、実習幹部はそれぞれ発令された部隊へ向かい、任務に就くことになります。その人事発令はいつ行われるのかと言えば、そうですね、おそらく1週間前くらいじゃないでしょうか。そしてこの最終レグにおいて、各実習幹部に対し初めての任地が通知されるのだと思います。

 希望が叶った者、叶わなかった者、結果は様々でしょうが、どの道を行ったって同じこと、いずれそのことが分かる時が来るでしょう。

 

 そして、練習艦隊音楽隊の皆さんです。19名という小編成ながら、日本国を代表する吹奏楽団として、実に多様な任務を済々と、そして立派に成し遂げて来られました。もちろんこれまでも互いに顔を見知った仲でしょうけど、この5か月間、文字通り寝食を共にしながら任務に当たったことにより培われた、まるで同期生のような強い絆というものがあるはずです。

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 思うのですが、毎年編成される練習艦隊音楽隊という、海自だけに与えられた機会が、6個の音楽隊の間の強い連携と、高いレベルでの演奏技術の平準化を可能にしているのではないでしょうか。今回、三宅由佳莉さんが参加されたことで、練習艦隊音楽隊の動向をフォローする機会を得たことは、大変意味のあることだったと思います。

 もう終わってしまうのか、なんだか本当に寂しい気がしますね。

 

赤れんがパークでの演奏会…スピンオフ①

 2019年の観艦式は、台風19号がもたらした甚大な被害に対応するため、中止とされました。残念に思われる方も少なくないとは思いますが、被災者救援は自衛隊の本務の一つですので当然の決定でしょう。現在、「いずも」型の2番艦である「かが」が福島県沖に展開し、被災者の救助に当たる海自ヘリコプターの洋上プラットフォームとして運用されています。

「護衛艦「かが」」の画像検索結果

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 東日本大震災での教訓から、このような運用も想定されて建造されたこの巨大な護衛艦が、まさにその本領を発揮しているわけです。もちろん、このような形で力を発揮しなければならないような事態が起きないに越したことはありませんが、現実を踏まえた「具体的な手立て」がいかに重要であるかをよく示していると思います。

 下の動画は、去る10月6日(日)、観艦式に先立つ付帯行事として行われた「フリートウィーク」での一般公開のため、横浜の大さん橋に係留中の護衛艦「いずも」を「潜水士」さんが撮影し、提供してくださったものです。「潜水士」さんはこの日、横須賀でのイベントをご覧になり、横須賀音楽隊の演奏会を聴いた後、横浜に進出して、赤れんがパークで行われた東京音楽隊の演奏会も聴くという、ダブルヘッダーを敢行され、演奏会の後、「いずも」が出港するまで見送られたそうです。

 このアングルから左右にパンすると、この護衛艦の巨大さがよく伝わります。「潜水士」さんありがとうございました。

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 観艦式は、その予行も含め一切行われることはありませんでしたが、「フリートウィーク」のイベントにはたくさんの人が詰めかけ、海上自衛隊と国民の皆さんとの交流の場として大きな成果が得られたのではないかと思います。

 救命・救助フェーズから、次第に生活支援フェーズに重点を移しながら、今次の災害派遣も長期にわたることが予想されますが、派遣部隊は、支援を必要とする被災者の皆さんのため、力を尽くしてくれるものと信じます。

 今回は、演奏会のスピンオフ記事としては、ちょっと毛色が変わっていますが、フリートウィークのイベントとして行われた赤れんがパークでの演奏会と「いずも」の一般公開から、同型艦である「かが」の活躍が自然に連想されたものですから、このような形の記事となりました。

三宅由佳莉さんがパラオで歌う「涙そうそう」

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 先日、「三宅由佳莉さんの遠洋練習航海(第13レグ)」という記事の中で、パラオにおける練習艦隊音楽隊の演奏会について、日本国大使館がFacebook上に公開してくれた写真を2枚紹介しました。

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 何の曲を演奏しているのかは全くわかりませんが、どちらの写真も、三宅由佳莉さんはステージ左袖でシンバルを構えています。よもや歌を歌われないということはないでしょうが、歌唱シーンの写真がないと、何となく落ち着きませんよね。1枚くらい上げてくれてもいいんじゃないの?と思いつつ、記事を投稿した次第です。

 何となくモヤモヤしていたところ、思いもかけず、三宅由佳莉さんの歌唱に関する情報を寄せてくださった方がいます。そうです、我らが「すぎ」さんです。しかも、喜んでください、動画ありです(╹◡╹)

 「すぎ」さんによりますと、パラオでの演奏会で三宅由佳莉さんが歌われたのは「愛燦燦」と「涙そうそう」の2曲のようです。

 美空ひばりさんの曲と言えば、一昨年リリースの「SING JAPAN」に「川の流れのように」が収録されており、「うわー、凄いチャレンジだな∑(゚Д゚)」と思いつつ、アルバムのことを記事で紹介させて頂きましたが、まだブログを初めたばかりの私にとっても、大チャレンジとなる記事でした。今読み返しますと、「何も知らないくせに、よく書くよ(^ ^)」とも思いますが、何かこのブログの原点のようなものを思い出させてくれような気もします。

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 おっと、危うく脱線するところでした(既にしてる∑(゚Д゚))

 三宅由佳莉さんが、「愛燦燦」を歌われるのはこれが初めてなのではないでしょうか、これまで三宅さんに関する数多くの記事や資料を見てきましたが、この曲への言及は目にしたことあありません。そして、ステージ上で美空ひばりさんの歌を歌われること自体、大変希少なことであると思います。でも、残念ながら、この曲についての動画はありません。写真も掲載されていないようです。

 他方、「涙そうそう」については、「Palau PPR」さんが、Twitterスマホで撮影された動画をアップしてくださっています。曲全体のフル動画ではありませんが、ステージの様子がよく分かる貴重な動画です。ご自身は「ブレ々で申し訳ない」とコメントされていますが、スマホでの手持ち撮影の難しさは私自身よくわかりますし、何より、動画がアップされていることが重要ですよね(╹◡╹)

 能書きが長くなりすぎましたね。下に「Palau PPR」さんのツイートへのリンクを貼っておきますので、ぜひご覧になってください。

  グアヤキルのマレコン2000での「涙そうそう」も情緒たっぷりで素敵でしたが、今回のステージ上での歌唱は、少しアップテンポで、小節も抑え気味にして爽やかに歌い上げているように感じます。演奏会場の環境や土地柄などに応じて、微調整をしながら歌っておられるのかも知れませんね。

 さあ、いかがでしょう。コロールでの演奏会動画があといくつか出てきそうな気もしますね。