あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

撃たれてみますか?

 

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 これまでいくつかの記事で、三宅由佳莉さんは、そのイメージを把握するのが難しいと書いてきました。本当に変幻自在で、ファンになりたての頃には、「三宅由佳莉という人は一体何人いるんだろう」と思いたくなるほどでした。

 三宅さんの人となりを把握するのは、どこまで行っても答えが見つからない、永遠の宝探しのようなものだなぁと思いますし、それがまた彼女の魅力の秘密なのかも知れませんね。

 昨夜、ネットを彷徨っているときに三宅由佳莉さんの写真に出会いました。とても活き活きとしていて、ポーズもキマっています。今まで抱いていた様々なイメージとはまた一味違う、「公の衣」を脱ぎ去った「素顔」の一部が垣間見えるような、そんな写真です。ちょっと撃たれてみて下さい。
imgbars.com

 この写真がアップされているインスタグラムのサイトへ行ってみると、他にも何枚か、「素顔」の写真があり、何よりサイトのタイトルが「三宅由佳莉」となっています。ご本人が運営されているのか、親しい友人が三宅さんの名前を使用しているのかはわかりませんが、これからもプライベートな写真が掲載されていくのではないかと思います。写真だけでメッセージは何もありませんが、掲載された写真たちは何かを語っているような気もします。

 プライベート写真でどんなメッセージが綴られるのか、いかなる物語が展開するのか、なんだかちょっと心魅かれますね。

東京音楽隊の栄誉再び…

 昨年の9月に「東京音楽たの栄誉」という記事を書きました。

 水曜コンサートの後、東京音楽隊が小野寺防衛大臣(当時)の部隊視察を受けたことを記事にしたものです。防衛大臣直轄部隊とは言え、東京音楽隊のような小部隊が防衛大臣の視察の栄誉に浴する機会を得るのは稀なことだと思います。私の32年間の現役時代に、所属部隊が防衛大臣の視察を受けたという経験はありません。すごいなと思いました。

retcapt1501.hatenablog.com

 そして、今回の「栄誉」とは…

 「いかづち」さんがLINEで知らせてくれたのですが、東京音楽隊のホームページに昨日アップされたのは、4月10日、東京音楽隊内閣総理大臣感謝状が贈呈されたという記事です。

www.mod.go.jp

 2月24日、国立劇場で行われた「天皇陛下御在位三十年記念式典」において、東京音楽隊から3名のトランペット奏者が参加し、式典に花を添えたことへの感謝なのです。3名がどなたなのかは存知ませんが、天皇陛下の記念式典に参加したということは、お三方にとっても東京音楽隊にとっても大変名誉なことだと思います。

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 そして内閣総理大臣からの「感謝状」贈呈

 普通に考えて、栄誉と言って良いのでしょうが、私は若干の違和感を感じました。

 何故か…

 内閣総理大臣は、自衛隊の最高指揮官です。その最高指揮官が、隷下の部隊に対し「感謝状」を贈呈するというのは如何なものなのでしょうか。

 ケチをつけている訳ではありません。

 隷下部隊である東京音楽隊は、任務を遂行したのです。それが称賛すべき内容であったのならば、「感謝」ではなく「表彰」すべきではないかと思うのです。

 もちろん現状では、内閣総理大臣から部隊あるいは隊員を「表彰」する仕組みがありませんから「感謝状」になったのはよくわかります。内閣総理大臣が、自衛隊の一部隊や個々の隊員を「表彰」する仕組みを作るのが簡単ではないこともわかります。

 それでも、「自衛隊の最高指揮官」である以上、そのような仕組みが必要なのではないでしょうか。

 今回の感謝状贈呈は大変な栄誉だとは思いますが、「特別賞状」の授与だったならば、隊員の士気はより高まると思います。そして、内閣総理大臣からの「特別賞詞」あるいは「特別防衛功労賞」(今はありません)が個々の隊員に対し行われるような仕組みができたなら、どんなにいいだろう。

 今回の「感謝状」贈呈の記事を読み、そんなことを夢想した次第です。

 いずれにせよ、東京音楽隊が浴する栄誉が続いていることは、喜ばしい限りです。

(╹◡╹)

 

 

天使の進撃

 ここ横浜は、このところ続いていた本格的な寒の戻りが嘘のように晴れ渡り、春爛漫の陽気です。

 平成最後の月に入ってから、公私ともに多忙を極め、時には危うく死にかけたり(≧∀≦)と、いろんなことがあったものですから、随分長いご無沙汰になってしまいました。いただいたコメントにもタイムリーに対応できず申し訳ありませんm(_ _)m

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 さて、今回の記事タイトルをご覧になって、「はて?」と思われたかもしれませんね。どう表現したものか迷った挙句のタイトルです。

 先月、「小さなコメント作戦」が一つの結実を見たことを報告しました。

 私のYouTubeチャンネルの動画をご覧になったことがきっかけで当ブログを訪れ、記事を読んで三宅由佳莉さんの大ファンになられた、中国の西洲生さんのことを紹介したものです。retcapt1501.hatenablog.com

 中国におけるご自身のブログで、東京音楽隊の演奏や三宅由佳莉さんの歌と人柄について発信も始められた西さんのケースは、私が「そうなってくれたらいいなぁ」と思い描いていた通りの展開で、小さいながらも、確かな手応えを感じます。

 興味深いのは、西さんの活動と呼応するかのように、YouTubeチャンネルへの外国の方からのコメントが増えていることです。

 それらを読んでいて気づくのが、三宅由佳莉さんの歌声に対する「Angelic voice」や「the song of an angel」と言った表現が多いなぁということです。

 おそらく、動画をご覧になっている外国の方々にとって、歌詞の意味はわからないんだと思います。それでも、三宅さんの、あの、全てを許し包み込んでくれるような歌声が「天使の声」と感じられるということなのでしょう。言葉を通じてではなく、メッセージ性を持った歌唱を通じて三宅由佳莉さんの思いが外国の方々にもちゃんと届いているのだということを強く感じます。

 その中で、最近私が注目したのが、日系アメリカ人と思われる方からの次のようなコメントでした。

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(彼)Her performance goes way beyond any word of applauding. She is the goddess of music.(彼女の歌は、どんな言葉をもってしても称賛し尽くせません。彼女は音楽の女神です。)

(私)"the goddess of music" sounds fantastic! She reminds us of what music originally is, doesn't she? I think her wonderful singing has the potential to heal people around the world!(「音楽の女神」とは素敵な表現ですね。彼女は私たちに、音楽とは本来なんであるのかを思い出させてくれてますよね。彼女の素晴らしい歌は、世界中の人々を癒す潜在力があるように思います。)

(彼)You are right. My wounded soul was healed by her gentle, noble and wonderful voice.(その通りです。彼女の優しく、気高くそして素晴らしい声が、私の傷ついた心を癒してくれたのです。)
(私)Oh was it? So was I, two years ago. That's why I started my blog and this channel, both focused on her.(そうでしたか!2年前の私もそうでした。だから、彼女に焦点を当てたブログとこのチャンネルを始めたのです。)
 どうでしょう。このコメントによって、単に三宅由佳莉さんの歌を楽しむだけでなく、彼女の歌声によって傷心が癒され、また頑張ろうという力を得たという方が、海外にも実際にいらっしゃるということを、そして、日本中を席巻した「祈り」の衝撃が海外にもたらした余波を追うように、恐るべき力を秘めた天使の世界に向けた進撃が続いているんだということを、私は確信することができました。
 
※因みに、アイキャッチで使用した画像は「進撃の巨人」のキーパーソンの一人であるミカサ・アッカーマンです。彼女もまた「天使」の一面を持つ芯の強い女性ですし、どこか三宅さんと被るところがあるような気がします。

東京音楽隊のランチタイムコンサート(予定)

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 東京音楽隊のホームページ上、コンサート予定の公表はまだ行われていませんが、ちらほらと情報が入ってきています。

 過日、愛知県での演奏会の予定について報告しました。

retcapt1501.hatenablog.com

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 昨日、このブログをお読みいただいている「てるかず」さんからの初めてのコメントで、今年の東京音楽隊の赤坂ランチタイムコンサートが、なんと5月の8日に行われるらしいとの情報をいただきました。

 ランチタイムコンサートは、陸上幕僚監部が全般を管制しているので、東京地区を管轄している東部方面隊のホームページを確認してみたところ、ありました。

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 5月8日(水)国際赤坂ビル、5月9日(木)新宿三井ビル、と例年通りのラインナップですが、時期が大幅に異なります。東京音楽隊ファンにとっては大事件ですよね。

 確かに今年は特異な年ではあります。

 まず、新天皇の御即位関連行事が5月だけでなく10月にも予定されています。秋口には自衛隊観艦式も予定されており、自衛隊音楽まつりも例年通り11月に開催されると思われることから、秋以降の東京音楽隊のスケジュールは大変忙しくなるはずです。

 それでも、例年9月に行われているランチタイムコンサートが5月に前倒しになるというのはちょっと「異例」ではないでしょうか。

 これは9月に、例年にないビッグイベントが控えていることを示しているように思えます。

 1月7日に「三宅由佳莉さんの当面の予定と今年の注目点(2019年)」という記事の中で、今年は東京音楽隊の海外遠征があるのではないかと書きました。陸空セントラルバンドの海外公演が続きましたので、今年は海自の出番ではないのかなと思ったからです。

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 同じようなことを、つい先日の英文記事でも紹介しました。東京音楽隊の演奏を生で見たいと思っておられる海外のファンの皆様にとっては明るい話題だと思ったからです。

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 こうして全般の動きを見ていると、9月頃に東京音楽隊の海外遠征が本当にあるのではないかと思えてきて、期待が膨らみます。

 他方、5月8日、9日のランチタイムコンサートですが、仕事を持つ身にとっては結構厳しいところもあります。何しろ、御即位関連行事に伴う祝日が設けられる今年は、4月末からのゴールデンウィークが10連休となり、それが開けた直後の水曜、木曜に休暇を取得するのは、必ずしも容易ではないと思われるからです。

 さて、どうしたものか。

 1ヶ月後を見据えて、業務の進捗管理ができるかどうか、皆様それぞれの戦いが始まるということになりますね。せめて1日くらいはなんとかしたいものです。

 その意味で、タイムリーな情報を寄せてくださった「てるかず」さんには感謝の言葉もございません。ありがとうございました(╹◡╹)

ラッパ君が代

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 これまで、いくつかの記事で「ラッパ君が代」のことを紹介してきました。

 自衛隊では、国旗(自衛艦旗)の掲揚・降下は、君が代の音源放送に合わせて行います。一日2回、君が代の吹奏を聴きながら基地、駐屯地の国旗掲揚台の方向に正対して敬礼するのです。わずか45秒ほどですが、この間全ての業務は停止され、静謐で厳かな時が流れます。

 現役の頃は、日課の一つとして当たり前のように行なっていたことですが、退役した今、あの静謐さに郷愁を覚えます。

 そんな「君が代」ですが、信号ラッパで演奏されることがあります。というか、陸海空とも、部隊では「ラッパ君が代」が使用され、機関では通常の君が代が使用されていたと思います。

 ところが、同じ「ラッパ君が代」でも、陸・空自と海自では異なっています。何事につけ、海自だけが違うということがとても多いですね(^ ^)

 まず、海上自衛隊の「ラッパ君が代」を聴いてみましょう。下の動画は輸送艦「くにさき」の自衛艦旗掲揚の様子です。各艦艇は、停泊時には0800(まるはちまるまる)にそれぞれ、航海科員の「ラッパ君が代」に乗せて自衛艦旗を掲揚します。

「10秒前!」が知らされると、当直士官が「気をつけ」を令し、「ラッパ気をつけ」が吹奏され、「時間!」で「揚げ!」が令され、「ラッパ君が代」の吹奏に合わせて自衛艦旗がゆっくりと掲揚されていきます。掲揚後、「かかれ」で「ラッパかかれ」が吹奏され、課業整列(いわゆる朝礼ですね)が始まるという段取りです。

www.youtube.com

 帝国海軍の軍艦旗掲揚はどうだったのでしょう。下の動画をご覧ください。

www.youtube.com

 「気をつけ」と「かかれ」が若干違いますが、「君が代」はややゆっくりめながら現在の海上自衛隊と全く同じですよね。

 

 では、陸上自衛隊の「ラッパ君が代」はどんな感じでしょうか。広報行事での信号ラッパ展示の様子を納めた動画がありましたので聴いてみてください。

www.youtube.com

 「気をつけ」は陸海空共通ですが、「君が代」は全く違うことがお判りいただけたと思います。また、海自の「かかれ」に相当するラッパも違いますね、確か「わかれ」だと思いましたが、違ったらすみません。

 では、帝国陸軍はどうだったのでしょう。

 下の動画の40秒頃から帝国陸軍の「ラッパ君が代」が聴けます。

www.nicovideo.jp

 お分かりでしょうか。帝国陸海軍の「ラッパ君が代」は同じものでした。陸海軍は仲が悪かったと言われますが、国歌である「君が代」は同じです。というか、同じである方が自然です。何しろ「国歌」なのですから。

 そういう意味では、現在の自衛隊はとても不自然な状態にあると見ることもできます。なぜそうなってしまったのでしょう。

 陸上自衛隊の前身である警察予備隊が創設された際、帝国陸軍職業軍人は徹底的に排除されました。警察予備隊は、帝国陸軍の影響を全く受けない組織として誕生したのです。職業軍人のいない部隊を誰が錬成していったのか。米陸軍です。私の父は警察予備隊に入隊し、陸上自衛隊に移管されました。入隊直後は米陸軍の教官から怒鳴られ、殴られしながら鍛えられたそうですが、何しろ四六時中英語で捲し立てられるので、内心「わかる訳ねーだろ」と毒づいていたそうです。

 これに対し、海上自衛隊の前身である海上警備隊は、帝国海軍の軍人が中心となりました。何故なのかと言うと、当時我が国周辺海域には日米両軍が敷設した夥しい数の機雷で埋め尽くされていたからです。機雷を排除しない限り、船舶の航行ができず、日本にとっても、占領統治を行う連合軍にとっても、由々しき事態だったのです。

 機雷掃海という専門的技術を要する業務を遂行するためには、高い練度を誇った帝国海軍の職業軍人が必要不可欠だったという訳です。

 海上自衛隊に帝国海軍の様々な伝統が引き継がれているのは、このような経緯があるからです。

 

 こうして見てくると、海上自衛隊の「ラッパ君が代」こそ、帝国陸海軍の伝統を引き継ぐものであり、陸空自もそれに合わせたらどうか、というような意見も出てきそうです。でも、ことはそう簡単ではないと思います。自衛隊が誕生してから、すでに70年近くが経過し、この間積み重ねられてきたことは既に伝統であるからです。

 陸海空自衛隊が、それぞれ培ってきた伝統に誇りを持ちつつ、相互に敬意を払い、相携えて共通の使命を果たしていく。それでいいのだと思います。

www.youtube.com

 

 

 

三宅由佳莉さんの「勇気のしるし」

 昨年6月に日本武道館で開催された、全自衛隊空手道選手権大会において、東京音楽隊の歌手である三宅由佳莉さんが女子型の部で準優勝(海自大会では優勝)されたことはすでに報告したとおりなのですが、実は昨年11月25日(日)に、やはり日本武道館で行われた「第36回全日本実業団空手道選手権大会」にも出場されていました。

 開会式では、全自大会と同じように、国歌を独唱されました(下の写真)。

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 得意とされている「クルルンファ」で初戦に望まれた三宅さんですが、対戦相手、LAVA International の早川梨緒さんに破れ、残念ながら初戦敗退となりました。無理もないと思います。というか凄いなと思います。

 開催された日にちを見てください。同じ日本武道館では、前日まで自衛隊音楽まつりが行われていたんです。音楽まつりの準備のため忙殺されていた三宅さんは、大会を前に稽古をする時間などほとんどなかったはずです。

 実業団大会ですから、皆さんそれぞれに仕事の合間に時間をやり繰りしながら稽古に励んでおられるのだと思います。それでも、自衛隊音楽まつりのような大イベントをやり切った翌日が大会当日というのは、かなり酷な条件だと思います。

 十分な準備ができている訳ではないとしても、今の自分の精一杯で目の前の問題に向き合う。歌にしろ、何にしろ、三宅由佳莉さんのブレることのない姿勢がそこに見えるような気がします。

 空手道着に身を包み、国歌を独唱される凛とした立ち姿は、私たちを静かに鼓舞して止まない「勇気のしるし」であると、そう思います。

今年のニコニコ超音楽祭

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 新年度が始まりました。

 来月から始まる新年号「令和」も公表され、いよいよ譲位による皇位継承という画期的な事件が、目の前の現実として感じられますね。

 さて、平成最後の月となる今月の下旬には、幕張メッセにおいて恒例の大イベントである「ニコニコ超会議」が開催されます。「超音楽祭」の出演者はまだ一部しか公表されていませんが、自衛隊の音楽隊が出演することは間違いないと思います。

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 ただ、各セントラルバンドには今上陛下御退位に関連する諸行事への支援という重大任務もあるかも知れませんので、その辺のスケジュールがどうなっているのか気にかかるところです。

 東京音楽隊のホームページでも、まだスケジュールが公表されていませんし、今月は大イベントが重なるので最終調整が大変、ということなのかもしれませんね。

 いずれにせよ、今年のニコ超音楽祭への東京音楽隊の出演はないのではないかと私は思っています。2枠に対し、三つのセントラルバンドがある訳ですから、2年連続で出演して1年はお休み、というのが防衛省全体の年度業務計画を考えるとリーズナブルな線ではないかと思います。

 とは言え、自衛隊ブースは今年も出展されますので、そちらの方のイベントに東京音楽隊のみなさんが参加されるということはあると思います。今年は出かけてみようかなとも、ちょっとだけ思っています。ええ、ちょっとだけです。

 

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