あれこれdiary

海自OBによる偏見御免徒然あれこれdiary

「自衛隊音楽まつり」今年はどんな?(その2)

 昨日の続きです。

 昨年の音楽まつりの演出は、従来とは異なる企業が担当したと書きました。今年はどうかというと、従来の企業が返り咲いたとのことです。実は、その企業で音楽まつりの演出を長年担当されてきた西見茂雄さんが、Twitterで今年の音楽まつりの練習風景を少しづつ報告して下さっています。

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 また、空自の歌姫、森田早貴さんも、ご自分の練習の様子や、感じたことなどを日々ツイートされています。

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  もちろん肝心なところは明かされてませんけど、そのおかげで、私たちは事前に音楽まつりへの期待を高めることができています。便利な世の中になったものですね。

 お二人のTwitterから見えてくる今年の音楽まつりの目玉はというと、まず、先日もお伝えしたとおり、横須賀音楽隊の歌姫・中川麻梨子さんが初めて出演されることです。西見さんが提供して下さっている練習風景の写真を見ると、三宅由佳莉さんと中川麻里子さんが一緒に歌い、その向こうに自衛艦旗が見えますので、東京音楽隊の単独ドリル演奏にお二人が初めて揃って出演されるのは間違い無いと思います。写真がご覧になりたい方は、西見さんのツイッターを覗いてみてくださいね。

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 中川麻梨子さんは、大阪府泉佐野市のご出身で、愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻のクラスを首席で卒業された才媛です。その後同大学大学院を修了、2014年4月に海上自衛隊に入隊、同年8月に横須賀音楽隊に配属となりました。豊かな声量と正確な音程には定評があり、多くのファンを抱えています。

 その歌声をちょっと聞いてみましょう。素晴らしいですよ。

www.nicovideo.jp

 考えてみれば、今回が初出演というのが不思議なくらいです。今まで、どうして中川さんは出演しないの?と不満に思っておられる方も多かったのではないかと思いますが、ようやくにして実現する運びとなりました。

 実は、海自としては昨年の音楽まつりにも中川さんを出演させたかったらしいのですが、3等海曹に昇任した中川さんが初任海曹過程に入校中だったため、果たせなかったのだそうです。中川さん、まずはおめでとうございます!

 そして、おそらくフィナーレだと思うのですが、陸中方の鶫真衣さんも含め、自衛隊の5人の歌姫全員が初めて同じステージに揃うんです。森田さんのTwitterによると、振り付けなどを5人で相談しながら決めたそうです。それぞれ持ち味の違う5人の共演がとても楽しみですね。

 

 もう一つ、今回招待される外国の軍楽隊は、フランス海軍軍楽隊だそうです。

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 フランス海軍軍楽隊「バガット・ド・ラン=ビウエ」は、1952年創設の伝統ある軍楽隊で、日仏交流160周年祝賀の一環として20年ぶりに日本を訪問中です。

 ブルターニュ地方南部のロリアン市に置かれる同名の海軍航空基地で、愛好家のサークルとして発足して以来、徐々に実力と実績を積み重ねて成長し、現在ではフランス海軍を代表する軍楽隊の地位を占めるまでになりました。素晴らしいですね。

 11月9日(金)〜25日(日)までの17日間の滞在期間中、10日(土)には横須賀製鉄所創設153周年記念式典を皮切りに、11日(日)には第1次世界大戦戦没者追悼式(フランス大使公邸)、横浜外人墓地での追悼演奏、その後六本木での「青山まつり」パレードへの参加、14日(水)〜15日(木)北海道稚内でのフランス人航海家ラ・ペルーズによる宗谷海峡発見などを記念する式典に参加、そして、21日(水)〜23日(金)自衛隊音楽まつり出演という日程です。音楽隊・軍楽隊はどの国でも忙しいですね(^。^)

 11月10日(土)横須賀製鉄所(造船所)創設153周年記念式典での演奏と思われる動画が投稿されていましたので、リンクを貼っておきます。この素敵なバンドが、音楽まつりでどんなドリル演奏を見せてくれるのでしょうか、期待感が高まります。

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 出演各部隊の単独ドリル演奏については、全くわかりません。そこを明かしてしまったのでは面白くないですもんね。それは本番でのお楽しみということで。

 今回、私は会場で音楽まつりを鑑賞します。実は、とても楽しみにしているのが「自衛太鼓」なんです。動画で観ているだけでもすごい迫力なんですが、きっと会場ではとんでもないことになっているんじゃないかと、そう思います。

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 防衛大学校儀仗隊のドリル展示について触れておきたいと思います。以前、別の記事でも書きましたが、私自身防衛大学校儀仗隊のOBでもありますので、学生時代は毎年、音楽まつりに出演していました。舞台袖から覗き見しながら、自分たちの出番を待つ緊張感を思い出します。当時の私たちは、何しろ他の大学に同じような活動をしているチームがありませんから、同じ儀仗隊である302保安中隊(当時の名称)を勝手にライバル視していました。302の方もおそらく意識していたと思います。今の学生さんたちはどうなんでしょう。音楽まつりでしか出会うことのない両者ですが、きっと良いライバル関係にあると信じます。

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 でも、302の皆さんには絶対にできないのが銃の投げ業です。技術的にできないのではなく、そもそも「銃を投げる」などということは軍人にとってとんでもないことなのです。きっと302保安警務中隊の方々は防大儀仗隊を見て「銃を放り投げるとは何事か、貴様らそれでも軍人か!」と思っておられるのではないでしょうか。

 今の防大儀仗隊を見て思うのは、リズムが早い、技術がしっかりしているということです。私が心底驚いているのが、捧げ銃です。おそらく「回せ捧げ銃」という名称なのだと思いますが(上の写真)、控え銃の姿勢から左手で銃を回転させつつ右手で挙手の敬礼をするこの技、信じられないほど難しい技です。どれほどの訓練を積んでいるんだろうと、いつも感心しながら見ています。

 さて、以上つらつら綴ってまいりましたが、正直言って、今年の音楽まつりがどんな感じなのかは全く予想がつきません。ただ、ご紹介したような見所もありますので、よかったら注目してみてください。

「自衛隊音楽まつり」今年はどんな?(その1)

 昨日、「自衛隊音楽まつり」について、ちょっと外した感じて記事を書きました。今日は、予想される今年の音楽まつりの様相について考えてみたいと思います。

 音楽まつりは、言うまでもなく防衛省自衛隊の一大広報イベントですから、あまり奇抜なことや奇をてらったことはできませんが、毎年、何がしかのサプライズ演出があって、私たちを楽しませてくれます。

 基本の流れを押さえてみましょう。

 まずは、オープニング演奏。これは陸海空3自衛隊の音楽隊による合同演奏ですが、毎年、どんな趣向が凝らさるのか、多くの方が注目しています。

 昨年は王道の「ツァラトゥストラはかく語りき」でしたが、一昨年は「アフリカンシンフォニー」で、三宅由佳莉さんの迫力のパフォーマンスが光りました。

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 オープニング演奏が終わると、陸上自衛隊第302保安警務中隊による「オープニングセレモニー」が行われます。同中隊は、陸上自衛隊の一部隊ではありますが、国家の儀仗隊として、我が国を訪問される国賓に対し迎賓館で行われる歓迎式典で儀仗を行います。音楽まつりのオープニングセレモニーは、その儀仗を披露する場ともなっています。よく訓練された斉一な動作は、それだけで一つの作品と言ってもいいくらいです。

 行事の中の位置付けとしては、会場背面から旗衛隊に守られながら登場し、正面中央に占位する国旗に対し着剣捧げ銃(ちゃっけん・ささげつつ)を行うということになります。着剣捧げ銃とは、小銃の筒先に銃剣を装着した状態での捧げ銃で、最高位の敬礼です。会場で、あるいは動画でご覧になる際、輝く銃剣にもご注目ください。普通の銃剣は302保安警務中隊の銃剣のように輝いてはいませんけど(╹◡╹)

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 先日行われた中央観閲式でも、観閲部隊が国旗に対し捧げ銃の敬礼を行う前に、観閲部隊指揮官が「付け剣(つけけん)!」の号令をかけ、全部隊が腰に刺した銃剣を抜き、銃の筒先に装着していましたね。捧げ銃が終わると「取れ剣(とれけん)!」の号令で銃剣を外し、腰の鞘に収めます。その動作も斉一なので見応えがありますね。

 さて、302保安警務中隊ですが、昨年の音楽まつりで新制服のお披露目がありました。様々な反響があるようですが、私は最初「楯の会か」と思いました。若い方々には馴染みのない名前かもしれませんが、作家であり愛国者でもあった三島由紀夫氏が率いた「楯の会」は、私の年代以上の方々には強烈な記憶として残っています。この話は、また別の機会に書くことにしますが、両者の制服を見比べると「なるほど」と思われるのではないでしょうか。まぁ、軍服というものはみんな似ているとも言えますが。

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 302保安警務中隊の隊員の左腰に装着されているのが銃剣です。鞘に収められていますので、銃の筒先には銃剣はありませんよね。 

 そして、儀仗隊の捧げ銃と同時に「君が代」が吹奏され、観客席も含め会場全体で国歌斉唱が行われます。最近では、声を出して君が代を歌う機会などないでしょうから、会場を訪れる方は思い切り歌ってくださいね。

 オープニングセレモニーは、ある意味儀式ですから、毎年同じです。と言いますが、変わってもらっては困ります。

 ここからが、音楽まつりの本番ということになります。出演部隊は、陸海空のセントラルバンドであり、メインキャストである陸上自衛隊中央音楽隊海上自衛隊東京音楽隊航空自衛隊航空中央音楽隊に加え、陸上自衛隊の5個方面音楽隊のうち2個方面音楽隊、防衛大学校儀仗隊、全国の各部隊で自主活動を行なっている太鼓チーム、そして在日米軍の軍楽隊、加えて毎年いずれかの国の軍楽隊が招待されています。これまで、準同盟国であるオーストラリアや準同盟国になりつつあるインドやフィリピン、また王族同士の交流も深いタイ王国、お隣の韓国などの軍楽隊が出演しています。今年はどの国の軍楽隊が招待されているのでしょうか。これも一つの見どころです。

 音楽まつりは、毎年テーマを掲げています。昨年であれば「ONE」、一昨年は「音の力」でした。その時々の国内外情勢や自衛隊の置かれた環境などからテーマが設定されるのだと思います。そしてそのテーマを掘り下げたいくつかのサブテーマごとに「章」が設けられ、各章に振り分けられた出演部隊が、それぞれの章のサブテーマに沿った演奏を行うことになります。今年のテーマは「挑戦 CHALLENGE」です。どんな「章」構成になるのか、その中でそれぞれの出演部隊がどんな演奏を繰り広げるのか、本当に楽しみです。

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 各出演部隊ごとの単独演奏の他に、陸海空の合同演奏プログラムがいくつか準備されているはずです。その一つがフィナーレです。

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 参加全部隊が勢揃いし、合同演奏を行いますし、陸海空の歌姫が前に並んで歌を披露してくれます。場合によっては他の隊員や外国軍楽隊のヴォーカリストも加わります。

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 演奏が終わると全部隊が左右の袖から整然と退場していくのですが、ごく一部の隊員が残り、最後に小さな心温まる演奏を披露して会場に感動の余韻を残します。

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 フィナーレの最後の最後に、どんな感動の仕掛けがあるのか、これもまた見所の一つなんです。

 そして本当の最後は、最後まで指揮していた陸海空いずれかのセントラルバンドの隊長が赤絨毯の花道を歩み、途中で立ち止って回れ右、場内に挙手の敬礼をして、再びむきなおり退場して幕となります。昨年は、陸自中央音楽隊の樋口隊長がフィナーレの指揮をされました。

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 さて、昨年の音楽まつりを主に題材として、音楽まつりの流れを見てきました。

 大きな流れ自体は毎年ほぼ同じですが、それぞれの中身が大きく違うのです。特に昨年は随分趣が異なるなぁと思いました。

 まず、各セントラルバンドの単独演奏の際、それぞれの歌姫は参加していません。他方、陸自中部方面音楽隊の単独演奏の際には、鶫真衣さんが出演し、歌声を披露されていました。ところが、フィナーレには鶫さんが出演していません。

 セントラルバンドと地本の音楽隊を完全に区別して扱っているという感じです。とても整然としているし、美しい演出に筋は通っているのですが、なんというか、なんとも言えない不完全燃焼感が残りました。

 後に知ったのですが、音楽まつりの演出は部外委託されていて、昨年は従来とは異なる企業が落札したのだそうです。だから演出が悪かったと言いたいのではありません。素晴らしい演出だったと思います。

 舞台演出というのは、演出側が演者、特にメインキャストである3つのセントラルバンドの特性やファンが喜ぶツボを十分に把握していないと大変難しいのだろうと素人ながら思うのです。その意味で、昨年落札した企業の勇気には拍手を送りたいと思います。でも、やはり意気込みだけでは超えられない部分もあったのだと思います。

 特にファンが喜ぶツボについては、自らがファンとして長くこのイベントに付き合っていないと、なかなかわからないんじゃないでしょうか。

 ちょっと長くなってしまいましたので、ここで一旦区切らせていただき、残りは明日投稿したいと思います。

「自衛隊音楽まつり」について

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 今年の「自衛隊音楽まつり」開催まで1週間を切りました。

 毎年相当数の応募があり、おいそれとは入手できないチケットがプラチナ化していることもあり、明文で禁止されているにも関わらずネット上では実に堂々と高値で取引されていたりもします。

 この、晩秋の熱狂は、多くのファンの間では年中行事の一つとなっていますが、国民一般にはどの程度浸透しているのかと言えば、甚だ疑問ではあります。

 陸上自衛隊のホームページによりますと、昨年の応募倍率は6.6倍だったそうです。他方、1公演あたりの入場者数が約6,000名で募集公演が5公演ですから、招待者公演を除く入場者総数は約3万名だったことになります。

 1枚のチケットで2名まで入場できますので、行使されたチケットの枚数は、1万5千〜3万の間となりますが、中間値をとって2万2,500枚と仮定します。

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 とすれば、単純計算で2万2,500×6.6=14万8,500件の応募があったことになります。もっとも、実際には行使されなかった「死にチケット」も相当数あると思われますが、逆に家族や友人同士での実質的な重複応募等、有効募集倍率の押し下げ要因もあるでしょうから、それらが相殺し合うと仮定して、実態的な応募総数は15万件程度であったと推計することにしましょう。

 分母が1億2千万と考えると、0.1%強です。応募適齢者を8千万人程度と仮定しても、0.2弱ですので、大差はありません。

 どうでしょう、何となく微妙な数字ですよね。決して少なくはないのですが、このブログを読んでくださっているのは、多くが自衛隊や音楽隊のファンの方々だと思いますので、「え、そんなもんなの?」と思われるかもしれませんね、

 ただし、首都圏以外にお住まいの場合、「そりゃ応募したいけどさ、わざわざ東京まで行けるかよ(≧∀≦)」と、応募しない方がほとんどでしょうから、近くで開催されるなら応募したであろう方の数は、人口比からみて、更に2〜3倍はいるでしょう。そのような潜在応募者数も含めれば、自衛隊音楽まつりに足を運びたいと考えておられる方の数は、30〜40万人程度だろうと推定されます。

 これは、自衛官総数25万人を上回る「相当な」数だと思います。同時に、総人口に占める自衛官の数が0.2%強に過ぎないということを思い出させてもくれます。

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 ちなみに、主要各国の軍人数の総人口に占める割合を粗々計算してみますと、西側先進国では、米国0.6%、フランス0.6%、イギリス0.4%、ドイツ0.2%、その他の国では、トルコ0.8%、韓国11%、インド0.3%、中国0.2%、ロシア2.5%となりました。

 韓国は徴兵制による準戦時体制を取っているので別格です。また、ロシアは広大な領土を考えれば相当の地上軍兵力が必要なのでしょうね。インド、中国については総人口がべらぼうに多いので、比率的には西側先進国並みですが、その分実兵力数は桁違いです。こうしてみると、我が国の兵隊さんの数は、かなり抑制的ですよね。軍事力というものは政府が国民に提供するサービスの一つですから、私見ではありますが、同じ島国であるイギリス並みに0.3〜0.4%程度あってもいいのかなとは思います。

 また、脱線してしまいました(≧∀≦)

 話を戻しますが、自衛官総数を上回る潜在応募者数があるほどの人気イベントだからこそ、毎年ニコ動で最終公演が生中継もされているのでしょう。その視聴者数は存じませんが、それこそ「相当数」にのぼると思われます。

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平成29年度 自衛隊音楽まつり@ニコニコ生放送 - 2017/11/18 18:00開始 - ニコニコ生放送

 とは言え、NHKはもとより、民報各局が自局での中継や録画放映を行わないのは、未だ十分な視聴率が期待できるイベントとしては認識されていないということなのだと思います。あるいは、「軍」の宣伝に加担したくないという思惑も働いているのかもしれません。そんな、テレビ各局が「是非、放映させてほしい」と思えるほどのイベントになればな、と思います。それは、防衛省や音楽隊よりも、むしろ私たちファンの仕事なのではないでしょうか。

東京音楽隊第59回定例演奏会

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 このところ、東京音楽隊三宅由佳莉さん絡みのイベントが目白押しで、何となく、慌ただしい日々が続いていますね。自衛隊音楽まつりも、もう来週に迫っています。

 でも、その前に忘れてはならないことがあります。そうです、東京音楽隊の第59回定例演奏会(いわゆるクリスマスコンサート)への応募が明日で締め切られます。というか、明日14日必着ですので、今日ハガキを出さないと、ほぼ間に合いません。失念していた方は是非慌てて出してください。

 応募要領等は下のとおりです。

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 昨年はあえなく落選した私ですが、今年こそ当選するといいなぁと思いつつ、昨日の昼休みに、職場の近くのポストにハガキを投函しました。あとは運任せです。

 

 リーフレットに記載されている曲をみてみましょう。曲目だけが書かれていますので、どのような演奏形態になるのかはわかりませんが、明記されている3曲のうち、「見上げてごらん夜の星を」と「アヴェ・マリア」については歌唱を伴う演奏になるのではないかと思います。

 

見上げてごらん夜の星を

 私の年代ですと、坂本九さんのヒット曲として思い出す方が多いと思います。いつまでも歌い継がれて欲しい名曲です。この曲については、2014年の24時間テレビ東京音楽隊が出演した際に演奏されたのですが、その時のエピソードなどを交えて昨年の12月に記事を書きました。

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 過去記事を読むのはまどろっこしいという方は動画だけでもどうぞ。

www.dailymotion.com

 もっとも、今回の演奏会で、三宅由佳莉さんが歌われるのかどうかはわかりません。当日のお楽しみということでしょう。

 

アヴェ・マリア / Ave Maria

 この曲は、聖母マリアへの祈祷文に曲がつけられたもので、カトリック教会での正式な和訳は「アヴェ・マリアの祈り」となっています。

 グレゴリオ聖歌の他、バッハ、ブルックナーシューベルトなどにより数多くの曲が書かれていますので、今回演奏されるのがどの曲なのかはわかりません。

グレゴリオ聖歌アヴェ・マリア

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バッハ(大バッハ)によるアヴェ・マリア

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ブルックナーによるアヴェ・マリア

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 そして昨年2月、オペラシティでの定期演奏会三宅由佳莉さんが歌われたのが、シューベルトによるアヴェ・マリアです。

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 こうして聴き比べて見ると、オーケストラによる演奏会に相応しいのは、やはりシューベルトなのかな、とも思いますが、どうなんでしょう。これも楽しみですね。 

 

 アレルヤ!ラウダムス・テ / Alleluia! laudamus te」

 ラテン語で、「我らは汝を讃えん」という意味を持つこの曲、東京音楽隊による壮大で美しい演奏を想像するだけでワクワクしてきます。この動画では、吹奏楽にオルガンの音色が重なります。当日はトリフォニーホールのパイプオルガンを太田紗和子さんが弾く姿が見られるのかもしれません。何れにしても、是非とも東京音楽隊の生演奏で聴いてみたい曲です。

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 現段階で明らかになっている3曲だけでも、あれこれ想像しながら期待感が高まりますね。当日、会場で演奏が楽しめることを祈りつつ。

Yukari Miyake recently

   Several months ago I posted the first English article in which I described the story how Yukari Miyake became the singer in the Tokyo Band of Japanese Navy. Fortunately, it seems that many foreigners have read it and are interested in her.

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   That made me realize the importance of posting articles in English in order to have many people in the world know and love her. Therefore, I decided to post English articles from time to time.

   This time I would like to introduce her recent activities and the videos I took at respective venues.

 

【Lunch Time Concert in Akasaka, Tokyo】

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   On 12th September 2018, Tokyo Band of Japanese Navy held the Lunch Time Concert in Akasaka and Yukari Miyake sang a song of Hitoto Yoh "HANAMIZUKI (Dogwood)". This song was written and composed just after the 911 tragedy in the United States. An e-mail to Hitoto Yoh, a famours Japanese musician, from a friend in NY inspired her to write this song. The dogwoods was presented to Japan from the US more than 100 years ago as a return to the cherry blossoms presented by Japan, and is the symbol of the friendship and good relations between the two nations.

  It is said that this song was written in hopes that peace will come to the world beyond vengeance. Yukari Miyake seems to be singing with all her heart trying to convey that thought.

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   Prior to the concert, Yukari Miyake, after having lunch, spent all her break to satisfy her many fans longing for her autograph or photos with her. This surprising hospitality is why she is always loved by many, I suppose.

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【The Music Festa in Togo Shrine's Forest 2018】

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   On 18th Oct. 2018, there held the Music Fest in Togo Shrine's Forest 2018 at "Le hall Togo" in Harajuku, Tokyo, and the Tokyo Band performed one hour long concert. Band members dressed in cool black uniforms presented splendid performances. With no video camera with me, I dare challenged one hour long hand-held shooting with my smartphone. So thank you for forgiving me my uploading this video with some trouble in image quality.

   With "Patoriotic March" as the opening, the concert started. The program of the concert was as below.

①Patriotic March(Instrumental)

②Battle of Tsushina(Vocal: Chief Petty Officer Ryoji Kawakami)

③Rabaul Naval Air Squadron(Same as above)

④Patriotic Flowers(Voal: Petty Officer 3rd class Yukari Miyake

⑤Requiem to the victims of the Great East Asia War(Instrumental)

⑥Song of the Apple(Vocal: PO3 Yukari Miyake

⑦Blue Ridge(Vocal: CPO Ryoji Kawakami & PO3 Yukari Miyake

⑧Kyu Sakamoto Medley(Instrumental)

 

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   And after the program two pieces were performed responding to the encore.

Encore(1)Stand Alone(Vocal: PO3 Yukari Miyake

Encore (2)March「Man of War」(Vocal: CPO Kawakami & PO3 Miyake

   It was a satisfying concert with very fulfilling content.

   After the concert, the audience had time to interact with the Band members, some asked for their autographs, and some tried to shoot their pictures. Below is the video of two vocalists, Chief Petty Officer Ryoji Kawakami and Petty Officer 3rd class Yukari Miyake, taking a pose for photo takers. 

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   How was it? I intend to post English articles like this one from time to time, so I would like you to visit this site occasionally.

三宅由佳莉さんの話題

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 この一月あまり、公私ともに忙しかったものですから、記事を書いたり情報をチェックしたりする時間が十分に取れませんでした。その間、皆様から様々な情報の提供を頂きながら、ちゃんと記事に落とすことができず忸怩たる思いでおりました。

 昨日、偶然にも三宅由佳莉さんに関する情報をいくつも頂きましたので、まとめて掲載してみようと思います。

 

 2013年11月18日に、三宅由佳莉さんが母校である岡山県城東高校での凱旋ミニコンサートを開いたことは、すでに別記事で書きました。その様子を取り上げた地元テレビのニュースを「風間けんしろう」さんがアップしてくれています。

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 昨日、Twitterで「みやっしー」さんが私に教えて下さったのは、このミニコンサートの様子が収められた動画が、城東高校フェイスブックに掲載されているという情報でした。

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 早速訪ねてみたところ、ありました。ニュースでは4曲歌われたとの紹介がありましたが、動画は3曲分です。ひょっとしたら、私が探しきれていないのかもしれません。

 下に、リンクを貼りましたので、クリックして飛んでみてください。

Time to say Good-bye

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祈り〜a prayer

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校歌

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 上の動画を探している時に、2016年10月29日に、やはり城東高校を訪ねた際の写真が何枚か掲載されているのを見つけました。写真だけなので、何のイベントなのかはわかりません。関連記事を探しきれてないのかも知れません。わかった方がいらしたら、コメントいただけると嬉しいです。

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 城東高校の話題は以上です。

 

 次は、「いかづち」さんから頂いた情報です。東京音楽隊のホームページに、先般小月で行われた「スウェルフェスタ2018」のレポートを三宅さんご自身が書いておられるというものです。

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 これも、早速訪ねてみたところ、ありました。写真もたくさん掲載されていて、楽しいレポートになっています。下にリンクを貼りましたので、是非訪ねてみてください。

海上自衛隊東京音楽隊: 飛行機大好き!三宅3曹の小月体験記

 どうやら、スウェルフェスタの前日には、小月教育航空群の開隊記念行事が行われ、三宅由佳莉さんが国歌独唱をされたようです。本当に、国歌独唱の機会が多いですよね。三宅さんのレポートのおかげで、201教育航空隊のT-5練習機のコールサインも判りました。KM-2の「イエロー」から「ホワイト」になったのかと思いましたが、違いました(^。^)

 

 そして、音楽まつりのお話です。

 Twitterで私がフォローさせて頂いている方々のリツイートのおかげで知ったのですが、今年の自衛隊音楽まつり、東京音楽隊三宅由佳莉さんと横須賀音楽隊の中川麻梨子さんが、初めて共演されるとのことです。Twitterにお二人の練習風景が掲載されていました。画期的ですし、どんな曲目を披露してくれるのかとても楽しみです。

 下にリンクを貼りましたので確認してみてください。

Shigeo Nishimhi on Twitter: "本日は音楽まつりに向け訓練を行う海上自衛隊東京音楽隊にお邪魔しました。海上自衛隊2名のボーカリストがついに武道館のステージで共演!… "

 

 というわけで、今回は、本当に偶然にも一度にいくつもの情報が寄せられましたので、リンクだらけで恐縮ですが、取りまとめ記事にさせて頂きました。

微力ながら……

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 今回は、私のYouTubeチャンネルについてのお話です。

 これまでも何度か申し上げて参りましたように、私がYouTubeにチャンネルを開設したのは、このブログの記事に「埋め込み」動画を供給することが目的です。

 とは言え、オープンチャンネルである以上、そこに並べられた動画は全てYouTubeの視聴者の皆様の自由な視聴に供され、その評価を受けることになります。

 最近でこそ、東京音楽隊が出演する演奏会に顔を出す機会が増え、自分自身で撮影した動画をアップする機会もできてきましたが、当初は、オリジナルの動画もない状態でのチャンネル運営でした。

 ネット上に流れる東京音楽隊三宅由佳莉さんの素晴らしい動画はたくさんありますが、中には素晴らしい内容にもかかわらす、ネット上から突然姿を消してしまうものも少なくありません。先般、フジテレビ様より公開継続が許された「Let it go」もそうです。公開を再開したところ、多くの皆様から喜びのコメントをいただきました。

 「フジテレビに感謝」とのコメントもありました。わかります(^。^)

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 でも、私のチャンネルの動画の中で、一番視聴されているのは、2015年4月16日(木)に放映されたテレビ東京「木曜8時のコンサート 〜名曲!にっぽんの歌〜」2時間スペシャルに東京音楽隊が出演した際の「旅立ちの日に」です。

 他の追随を許さないこの動画は、dailymotionで見つけ、自分用にダウンロードしておいたものなのですが、いつの間にかネット上から姿を消していました。

 私自身はダウンロードした動画の視聴を楽しむことができるのですが、是非多くの方に視聴していただきたいとの思いから、自分が撮影したわけでも録画したわけでもありませんが、昨年の12月12日、アップロードに踏み切りました。

www.youtube.com

 先日、久しぶりにこの動画のチェックをしたところ、視聴回数が100万回を超えていました。一年足らずの間にこれほど視聴されるとは正直予想もしていませんでしたので驚きました。同時に、これほどの視聴所要のある動画をアップして本当によかったとも思いました。

 この動画をきっかけに三宅由佳莉さんのファンになったという方からのコメントも頂きました。まさに我が意を得たりの心境です。

 三宅由佳莉さんの歌を聴いたことがきっかけで彼女のファンになり、そこから東京音楽隊の、さらに海上自衛隊のファンになる方は少なくありません。

 そのようにして、海上自衛隊と国民の架け橋になるのが東京音楽隊をはじめとする海上自衛隊各音楽隊の使命です。その使命達成にわずかばかりでも寄与できたことが、私にとっては何より嬉しいことなのです。

 音楽隊という部隊がいかなる意味で戦力たり得るのかについては、だいぶまえに「音楽隊という戦力」という記事で紹介したとおりです。

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 これからも、東京音楽隊の使命達成に寄与すべく、微力ながら私なりの活動を続けていきたいとの思いを新たにした次第です。